言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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恵比寿駅東口から5分の豆腐料理店「空野」はカジュアル会食や合コンにもおすすめ

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豆腐料理の「空野 恵比寿店」へ。

ビジネス誌でも紹介されていた人気店だそうで、「席で仕上げる豆腐」が名物なのだとか。

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恵比寿駅東口を降り、五叉路のほうへ。写真に写っている左側は、まっすぐ行くとキムカツさんなどがある道。そちらではなく、右手の小道を進んでいく。実は真ん中に「とうふ」という行灯が掲げられている。

外観のおしゃれな佇まいを裏切らない、薄暗くて雰囲気のある内観だった。ひとつひとつのテーブルが広くて居心地がよい。

まずは名物・できたて豆腐を

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お店のウリは、座席で完成させる「空野豆腐(大:3~4名様 1,200円/小:2名様 900円)」。席に運ばれたこの時点では、まだ十勝産大豆を使用した「豆乳」の状態。これを火にかけ、天然にがりでよせて豆腐にするのだ。

とうふを運んでくれたスタッフさんがスッとフタを閉じ、火をつける。

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「けっして開けないでくださいね」

鶴の恩返し、否、大豆の恩返し……。

開けたら最後、大豆はどこかへ旅立ってしまう。開けてなるものか、開けてなるものか。

待つ間に、もうひとつの人気商品なのかメニューでも目立つところに書かれていた「旬材の天ぷら」をオーダーする。穴子、きす、えび、かぼちゃ、アスパラからなる5種盛り合わせ(1,300円)もあるけれど、この日はアラカルトで。私はカマンベールチーズ(180円)とみょうが(150円)をいただいた。

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揚げたてを持ってきてもらえる。

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▲左:アスパラ 右:カマンベールチーズ

衣はものすごく薄くて軽くてサクサク。“天ぷらの衣ファン”にはちょっと物足りないかも。あくまでもメインディッシュではなく、サブとしての天ぷらなのだ。この量なら女性や胃もたれ気味の男性にもぴったり。

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カマンベールチーズ天ぷらにはイチゴジャムが添えられている。おいしいけれど、なくてもいいかなとも思った。(つくづく、グルメじゃない私……)

そうこうしているうちに、豆腐が完成。

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やっとフタの開放が許され、できたてホカホカの豆腐をすくっていただく。

ほのかに甘いので、最初は何もつけずに「そのまま」がおすすめだとか。あたたかさも相まって、やさしくまろやかな味わい。

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そのあとはお好みですだち、塩とともに。当初ほぼ眼中になかったすだちだが、最後の最後で絞ってみたところ大変おいしゅうございました。豆腐のまろやかさと、相反するさっぱりとした味が互いを引き立てあっていた。仕事師のバディがいて、おまえたちがうらやましいよ。

豆腐料理を中心にいろいろと

メニュー数がとても多くて悩んでしまうのだが、豆腐系料理とそれ以外を少しずつお願いした。

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ドライトマトと舞茸の白和え(600円)。

白和えというと豆腐と白ごまでザラリ・モッタリとした食感を予想していたのだが、これは豆乳で和えているようなさらっと感。白和え汁を吸ったジューシーで酸っぱいドライトマトがとてもよかった。

砂糖コーティングされたドライトマトが苦手である、という話を友人に長々と聞いてもらった。聞いてくれてありがとう。このドライトマトは100点です。

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涼やかな「水なすと生うにのサラダ仕立て(780円)」。うにがおいしいのはあたりまえだけれど、水なすの「主張しないけれど気づかれてしまうおいしさ」って、とてもいい。いいよな、控え目にしていても気づかれちゃうんだもの。腕、持ってるね(二の腕トントン)。私はナスになりたい。

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ハモの落とし 桃あんかけ(780円)。

おいしかったのだが、ハモの小骨が奥歯の歯肉に突き刺さる事件発生。ここで、テーブルに爪楊枝がないことに気付く。ここは実は若者向けのお店なのだろうか。おしゃれさを保つために、座席での楊枝シーシーを禁じているということなのだろうか。トイレに駆け込んだら、用意がありましたのでご安心を。

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いちばんおいしかったのは(玉子焼き好きなので)「胡麻豆腐の出し巻き玉子(850円)」だなあ!

胡麻豆腐と出し巻き玉子、まったく別の料理だが結局のところどっち寄りなわけ?と言いながらお願いしてみたところ、どうでしょう、ど真ん中に胡麻豆腐がうずめられている見事なまでの両立料理。あーあ、私もおまえさんみたいに本業と趣味を立派に務めあげたいよ、否、務めあげなければならぬ。

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ふわっと柔らかい出し巻きと、ほんのり甘いねっとり胡麻豆腐。これは想像もできなかったお料理だなあ。

あと、お食事の場で大変恐縮なのですが、上記写真のようにサイドから玉子焼きを押すとぴょこんと胡麻豆腐が出っ張ってきて、その様子にうっかり「小鼻の角栓」を思い出してしまいました。帰宅後、ちょっとケアしました。「よりによって」な余談ですみません。

さて、もっともっとお豆腐メニューは用意されており、ごはんものコーナーは特に惹かれるものが。「ぶっかけ豆腐めし(680円)」に「豆腐ちまき(750円)」!これはいつかいただいてみたいもの。

 

会食にも、合コンにも

以上のお料理を2人でいただき、お酒を2~3杯ずついただいて、お会計はひとり4,500円弱。ビールやハイボールが550円~で、ソフトドリンクは400~450円だった。

店内の写真を撮影しなかったことが悔やまれるほど、落ち着いていておしゃれな空間なので、それに対してこの価格はとてもお手頃だと思う。宴会コースだと3,000円から用意があるようで、4~5人以上の宴席だったらコースがラクでおいしくてお得では。カジュアルな会食の場に絶対便利。それすなわち「大人の合コンにもおすすめです」。

r.gnavi.co.jp

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