言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

旅行嫌いのアラサー女が生まれて初めてタイへ!準備しながら不安と緊張で腹痛が止まらん

まんがでわかる 7つの習慣

夏のもろもろの仕事を完了させました!

つらい夏だった。でも乗り越えた。されどそこに達成感はなし、溜まるは疲労と虚しさばかり……。忙しい間は悩む余裕もないのだけれど、小さな山を越えるたびにドッと「私はこのままでいいのか」という自問自答の波に飲まれて、忙しくなってかき消されて、の繰り返し。

そんなに嫌なら仕事をやめれば、と思うこともあるが、いまの私には対価をいただけるだけのスキルも魅力もなく、組織に属さねば路頭に迷うのだ。そんな私を雇ってくれている会社には感謝しかない。

いま読んでいる『7つの習慣』の「第一の習慣」では、主体性(周囲の環境に流されず、”自分はどうか”を考える)の大切さが説かれている。「主体的な人」の対にいるのは「反応的な人」で、環境で一喜一憂し、自分の力不足を憂い嘆き努力をしない我が様はまさに「反応的」そのもの。我ながら嫌気が差す。今の自分が嫌なら変わるしかない。でもどうやって?悶々……

休みをとってタイに行きます

traditional market

溜まっている代休をガツッと重ね、近日中に初のタイ旅行に行くことになった。

なぜか知人にタイファンが多く、皆リピーターなのだ。そのうちのお一方が秋にタイ旅行に行くというので、便乗させていただくことになった次第である。

タイの何がそんなに良いのか。日本国内じゃ駄目なのか。出不精としては大いに気になるところであり、この目で確かめてきたい。あと、好物のプーパッポンカリ―を浴びるほど飲みたい。

そしてなにより、この仏頂面のアラサー女に「微笑み」を分けてくれ!「他人に気を遣わせる仏頂面女」×「微笑みの国」の化学変化に乞うご期待(また環境任せにしようとしてる!主体性はどこいった)!!

素直に「楽しみ」と言えなくて

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「近々タイに行くんです」なんて話をすると、皆「いいなあ」「いい国だよ、楽しんできて」「食べ物安いからぴったりだよ」といった言葉を返してくれるのだが、本音を言うと楽しみな気持ちと同じくらい、不安&行きたくないという気持ちが頭をもたげているのだ。もういくつ寝ると……と指降り数えるたびに、腹を下す頻度が高まっている。

国内旅行ですら苦手な出不精なのだ。海外旅行なんてとんでもない話である。

とかく「いつもどおり」の環境で寝食を過ごすことが安心であり楽しみ。そんな生活なものだから英語なんてとうに話せなくなっている(話せたためしなどないが)。言語が通じないという不安だけで腹を下してしまう。

海外旅行に限らず「不測の事態」「”いつも通り”が通じない環境」にめっぽう弱く、船とか(波で船が揺れるのは”いつも通り”ではない)、ジェットコースターとか(身体剥き出しであんなスピードに晒されるのは”いつも通り”ではない)、お化け屋敷とか(暗闇で驚かされたり追われたりするのは”いつも通り”ではない)、とにかく刺激耐性が低い。余談ですが映画やマンガ、アニメのネタバレは推奨派。あらすじを頭に入れた状態でストーリーを楽しむのが好きで、ゲームも攻略本が出てからそれに沿ってプレイする派。この「未知に対する恐怖心」はなんなのか……。

それでも私はタイへ行く

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渡航直前のいま、私の腹はピーピークライマックスである。それでも私はタイに行く。こうして緊張に苛むことは当然わかっていた。それでも行くと決めたのだ。

「いつもの環境」から切り離されることで、少なからず何か心境が変わるのではないか……海外通の方は「そんな大げさな」と一笑に付すだろうが、私はこのタイ旅行をイニシエーションとして位置付けたのである。

今回同行させていただく方々は、表現に悩むが「それほど懇意な間柄ではない知人」たちであり、それもまた「行くぞ」と決心するきっかけになった。これが家族や気の置けない友人であれば、「いつもの環境」に甘えてしまうことになる。

いま、タイに行く用意をしている真っ最中。スーツケースの大きさひとつとっても、大いに悩まされた(結局、55LのハードタイプのスーツケースをDMMのレンタルサービスで取り寄せることにした)。

着ていく服はどうすればいい?何を持っていけばいい?同行者はLINEでちょろっと気軽に聞けるような間柄ではない。自ら調べ、複数の情報のなかから信用できるものを選び抜くのだ。これを機にEvernoteも有料版にしたわい!(クリップしすぎて後悔しそう)

詰め込む荷物のなかには『7つの習慣』を忘れずに。これを片手に、ほどほどに離れたタイという異国の地で、己のミッション・ステートメント(生き方の方針、自分自身の憲法)を考えるのだ……。

遠藤周作の『深い河』で、登場人物たちはインド・ガンジス川との出会いによりそれぞれに「何か」を心に宿したわけだが、私もまた、タイでプーパッポンカリ―をすすることによって人生の転機を得たいのである。