言いたいことやまやまです

自意識過剰なアラサーOLの言いたくても言えないこといろいろ(食ネタ多めで)。

Authur:やまま (id:yamama48)
1985年生まれの銀座OLです。揚げ物・おから・喫茶アメリカンが好きです。ぐるなびさんの「みんなのごはん」でたまに記事書かせていただいています。 食に限らず体験レポート系記事作成のお問い合わせは下記アドレス宛にお願いいたします。

【食メモ】巣鴨のモンゴル料理店「シリンゴル」で基本のAコース!羊肉ってどうしてこんなにおいしいの

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羊肉ファン、異国料理ファンには有名だという95年創業の巣鴨のモンゴル料理店「シリンゴル」、5月にやっとお邪魔することができた。

羊好きによる、羊好きのための理想実現機関「羊齧(かじり)協会」の会員のかたに勧められたのが訪問のきっかけである。

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 巣鴨駅から歩いて10分かからないくらいか。住宅地のなかにポツンと佇みながらも、モンゴルオーラがしっかりと放たれていた。

 

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3名で伺ったところ、小上がりの席を案内していただいた。

 

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見上げれば移動式住居「ゲル」風の天井。

 

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視線を下げれば、モンゴル帽。皆さんの心の中の「想像上のチンギス・ハーン的な人」がかぶっているやつ。

 

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そして、言わずと知れた「馬頭琴の本(スーホの白い馬)」

 

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テーブルの上に置かれた箸置きは羊の骨だった。

 

ビギナーらしく、「Aコース」

アラカルトで選ぶのも楽しみのひとつではあるが、我々はモンゴルビギナー。基礎を押さえてこそ、応用編は楽しくなるものであろう。ということでもっともオーソドックスな「Aコース(9品3,000円/チャージ料・ドリンク代別)」をお願いすることに。

 

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モンゴルの揚げパン「ボーブ」

卵とヨーグルト、砂糖とバターを小麦粉で混ぜ、羊の油で揚げたもの。モンゴルの一番代表的なお茶菓子であり、携帯食です。

※引用元:モンゴル料理 シリンゴル メニュー:デザート - ぐるなび

おかわり自由だというボーブ、口の中の水という水を奪っていく力強さがあった。携帯食だというが、これを馬に乗りながら食べるなんて地獄である。無味なので、このあとに提供いただくお料理の汁を吸わせていただくのが正解と思われた。(事実、その方がおいしかった)

まずは「冷菜3種」から。

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土豆冷菜(じゃが芋とピーマン)

 

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小葱半豆腐(豆腐と小葱)

 

 

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黄瓜冷菜(胡瓜と大蒜唐辛子)

いずれも内モンゴル風の冷菜だという。モンゴルというと寒いイメージがあったので、前菜から辛いのではないかと思っていたものの、いずれもさっぱり薄味。全然辛くない。日本の居酒屋さんで出てきても違和感がないくらいだ。

 

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「バンシ」は羊肉が入った水餃子。黒酢をつけていただくのがおすすめだそうだが、そのままでも十二分においしい。羊肉の肉汁、ぎっしり。

 

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続いては羊肉蒸饅頭の「ボーズ」。名前こそ似ているが1品目の「ボーブ」とは真逆のジューシーっぷり。

 

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中身は羊肉、白菜、葱、生姜だそう。食べごたえ満点だ。

水餃子、蒸し餃子ときて、次は焼餃子かなと思っていたら…

 

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羊肉とセロリの細切りお料理(料理名失念)。スパイス香るしょっぱいタレと、羊肉の相性は抜群。このあとに控えていたメインディッシュはもちろんのことながら、同行していただいた方々からはこのお料理が大人気だった。お酒のおつまみとしても最高。

 

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ここでメインディッシュ、「チャンサンマハ」。塩ゆでした骨付き羊肉をナイフでガシガシとカットしていただく、狩猟民族の血がたぎる一品。

この日のメンバーのなかでは最年少だった私。

サラダのとりわけはしないけれど!
丸い物を3等分するときはうっかり「ベンツマーク」って言っちゃうけれど!
鍋の〆の溶き卵は”の”の字を書けなくて鍋ボチャするけれど!

骨付き肉を前にして気分が高揚していたので、率先してカット役をカッテ出てみました。が、ビニール手袋越しに滑る肉、全く切れていかない羊肉…。

お店が比較的空いていたので、勇気を出してお店のご主人にカットを依頼。そのくらい自分でできないと、モンゴルには行けませんよ!と忠告を受けるだろうかと思いきや、「やりますよ!」と快くご対応くださり本当に感謝です。

 

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鮮やかな手つきに一同感動。骨もボッキンボッキン折ってくださり、

 

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あっという間に、この状態に。
厚かましくもご相談して、本当によかった。(混んでいるときには自力でがんばります)。

 

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テーブルに常備されている岩塩などとともにいただく。あまりのおいしさに、ああ、肉、食ってる…と恍惚の表情を浮かべてしまう。脂の部分もうまい。

 

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〆の料理は「うどん」とのことだったが、冷麺の麺を太くしたような、独特な食感だった。キュウリなどが入っているけれど、温麺です。羊の肉と出汁で、パワーがみなぎる。

 

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デザートの「ヘールサンマントウ ~練乳掛け揚げ蒸しパン~」は、中華料理の「揚げ花巻」とほぼ同じ。中国大陸には蒸しパンを揚げる文化が脈々と流れていたのだなあ。これだけをいただいても、ほんのりとしたやさしい甘みで大満足。練乳をつけていただけば、甘党もご満悦。

 

こういう入れ物に入ったお酒が飲みたかったんだ!

コース料理のすごいところは、モンゴルミルクティがお代わり自由であること。モソモソの揚げパン「ボーブ」も、ミルクティがあれば怖いものなしだ。ちょっぴり塩気を感じるのが、モンゴル流。

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ソフトドリンクメニュー、ほかにもいろいろ。

コーヒーは「食後はやっぱりコーヒーで消化を促しましょう」、と”やっぱり感”を絶妙に煽る紹介文とともに記載されており、ウーロン茶はホットとアイスが用意されているのだが「熱いのはポットで400円 冷たいのは一杯300円」とのこと。天然ココナッツジュースにいたっては「さっぱりとココナッツジュース。モンゴルとは関係有りませんが。」とクールに突き放してくれる。最後の青汁なんて「最近人気の国産大麦若葉」ですって!ううう、メニューのこの一角だけで心がつかまれる。

それはそれとして、やっぱりお酒も飲みたい!

あまりバリエーションはないものの、モンゴルの「馬乳酒」をイメージした「アミールハイ(税抜600円)」(焼酎をカルピスシリーズ「アミールS」で割ったもの)などユニークなお酒がいただけるのがうれしい。

※「馬乳酒」とは「馬乳酒とは馬の乳を発酵させた飲料で、中央アジアやモンゴルのエリアに暮らす遊牧民族の伝統的な飲料のこと」(引用元:【世界の発酵食通信】馬乳酒 | 丸ごと小泉武夫 食マガジン


より「らしさ」を感じたいならばウォッカがおすすめ。

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ハルアルヒ(40度)をいただいた。喉元でカーッとなるこの感じ、好きです。昔の映画やアニメで、砂漠を歩いたり旅をしたりしている人たちが、こういう入れ物でお酒を持ち歩いて飲んでいたよなあ。この入れ物から注がれるだけで、ぐっとおいしさが増すというもの。

 

お店情報

羊齧協会員の方も一目置く有名店「シリンゴル」さん。20時ごろから馬頭琴の演奏があるとのことだったのだが、この日に限ってメンテ中で聴くことができず…スーホ気分はまた改めて。

基礎は押さえることができたと思うので、次回は応用編をいただきたいもの。ディープな品々を食らい、レポートできる日が近日中に訪れますように。早く再訪したい!

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