言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

ルノアールのモーニングSセットのボリューム満点サンドイッチ!(2018年1月時点)

勤め人はみんな大好きルノアール。

コーヒーそのものの価格は600円以上と高価格帯だが、長居しても嫌な顔ひとつされず「エンドレス緑茶」でもてなされ、新聞は読めるしWi-Fi完備。付加価値が大きすぎる。

これがモーニングタイムだと、その価値は倍増。コーヒーにたった60円足すだけで厚焼きトーストと玉子、そしてスープが提供されてしまう。60円って、昭和時代のおこづかいじゃあるまいし。

その60円プランはモーニングセットのなかでも「Aセット」に位置づけられている。ほかにもセットは3種類あるのに、リーズナブルさと己の食パン愛に負けてほぼAセット一択で生きてきてしまった。

愛用している店舗がモーニングセットの無料クーポンをくれたので、これを機に、最高ランクの「Sセット」をいただいてみた。

まさにSpecial!ルノアールのモーニングSセット

ルノアールのモーニングはA、B、C、Sの4種類に分かれている。この度いただいたのが、飲み物代に190円をプラスすることでいただけるSセット。

ABCの流れをぶった切っての、S。どこのコンサートチケットだ。私が日々いただいているAセット(60円)は言わば立見席。S席は3倍以上の価格(190円)なのだ!本気を見せてもらおうか。

さすが、Special。サンドイッチはこんなにボリュームがある。

 

顎関節症になりそうだよ。

ところでこの「真ん中に1枚パンを挟んじゃう型サンドイッチ」、いろんな味を混ぜたくないので、あんまり好みではない。

サンドイッチをめくりながら徹底解剖!

ならばサンドイッチのアイデンティティを打ち砕き、端から順に食べながらその内容をひとつひとつ確認してみようではないか!


▲サンドイッチから”サンド”属性を奪った瞬間


パンにはバターやマヨネーズではなくマスタードが塗られ、シャキシャキのレタス、ポテトサラダ、ベーコン、タマゴサラダが順に挟まれている。

まずはパン。至って普通の、うまいともまずいとも形容しがたい「The サンドイッチパン」。せっかくならひと工夫……ということで、セットのコンソメスープに浸していただいてみた。

このスープ、味がしっかりしていて私にはちょっとしょっぱかったのだ。パンと一緒ならばさぞかしちょうどよかろうと思ってのアイデアだった。

浸した途端にパン&マスタード成分がぐわァとスープにしみ出さないよう、細心の注意を払う。うん、うまい。ちょうどいい。

続いてのポテサラは「あ、またお目にかかりましたね」と言いたくなる常連感。市販のお弁当、スーパーのお惣菜、お子様ランチ、エトセトラ。誰もがどこかで出会っている、みんなの期待を絶対に裏切らない彼である。写真をご覧よ、「私、失敗しないので」って言ってるもんな。

……と、ここまでいただくと待ち受けているのは……

持ちどころがない「サンドイッチに挟まれたサンドイッチパン」。両面にマスタードが塗られており、つまみどころが悩ましい。そしてこれはコンソメスープに浸すわけにはいかぬ。手早くひと口で処理だ。

その試練を乗り越えた先に待つのが、ベーコン。

2枚のベーコンの存在感をしっかりと感じられるのは、サンドイッチをサンドイッチとして食べなかったからだ。ガブリといただいてしまったら、両隣のポテサラとタマゴサラダの主張の強さが前面に立ってきてしまう。

しかしそれでも拭えぬベーコンの旨みは、恐ろしい。その正体がベーコンかどうかはわからなくても、「あれ、なんか、いま旨かったよね」と感じさせる力がある。

このことから、「スゲェ力を持っているのにそれを主張せず、バックアップ部隊に回れる人」のことをベーコンと呼んでみるのはどうか。私は目立ちたがりの自意識過剰なので、ベーコンさんのことを心から尊敬する。

さて、そんなベーコンの隣にはタマゴサラダがどっしりと構えている。

ポテサラ同様の「またお会いしましたね」感を予想していたのだが、思いのほかオリジナリティが感じられた。酸っぱさがないのだ。酸味はポテサラに託していて、一緒に食べたときによいバランスが取れるように工夫されているのかもしれない。

飲み物代+190円でこのボリューム!ルノアールのSセットに満足

これにてサンドイッチ解体新書は終了。

そのことに満足してしまって、デザートのヨーグルトについて写真撮影するのを失念した。箇条書きでポイントだけ明記しておくと

  • サラサラのヨーグルト
  • 添えられたデザートスプーン(四角っぽいやつ)だとほとんど掬えないのでどうにかしてほしい
  • イチゴジャムが乗っているが、このジャムをサンドイッチのパンに塗ってみればよかったと後悔した

 

となる。

60円のトーストセット(Aセット)にばかり目を奪われていたが、「ドリンク代+190円」と破格ながらのこのボリュームを提供するSセット、侮れない。出社前に、今後もお世話になります。