言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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ひとりで時間とお金を持て余しているなら成田空港に散歩に行こう

仕事で休日に成田空港に足を運ぶことになった。
出張ではない。成田空港が目的地である。
貴重な日曜日、成田空港ともなると、そこに行くだけで大冒険。
我、都内在住のシティガールなり。遠いぞ成田。羽田空港との利便性の差、この距離があればなかなか埋められまい。(最近の羽田空港、とみに便利になっているしなあ)

そんな「2軍空港」化してしまっている印象があった成田空港だが、通過点ではなく「目的地」として訪れてみたら割とよかったのである。

あてもなく山手線に乗り、何周もしながら読書をした遠い日の記憶が蘇った。

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成田空港散歩における「よかった探し」

【よかったその1】雑な恰好でいい

休みの日になぜ家から出たくないかって、化粧や着替えが面倒だからだ。
ノーメイクでは地元の駅も歩きたくない、そんな方もいらっしゃることだろう。

しかし行く先は成田空港。
飛行機の中で眠ろうとしている人、眠りながらやってきた人が集っているのだ。
しかも国際線メインで、見た目を気にする日本人(自意識過剰族)と対をなすゴーイングマイウェイ族が溢れている。誰もあんたのことなんて見ちゃいない。

最低限の清潔感は保つべきだが、近所のマクドナルドに行くくらいの恰好で大丈夫。
私もこの日はウエストゴムのズボンにレッサーパンダが描かれたTシャツ、そしてパーカーという出で立ちで臨んだが、同じような恰好の人は多かった。レッサーパンダ柄はいなかったけど。

【よかったその2】移動中は読書か睡眠にもってこい

京成本線で移動したのだが、電車内は空いている。
夏休みなどでないかぎり、確実に座れるだろう。

延々座ること1時間ほどだっただろうか。電車の揺れの「ゆりかご効果」は絶大で、とにかくぐっすりできる(荷物にはご注意を)。

読書にもいい。ふと視線を上げれば、成田に近づくにつれて田んぼの姿などが車窓から楽しめるようになる。

かく言う私はひたすらノートPCをいじっていたのだが、京成本線は地上を這う電車であるゆえ、ポンコツWiMAXでも電波がよく入る。ありがたい。

【よかったその3】飛行機見放題

せっかくの空港、これがいちばんの醍醐味だ。

5階の展望デッキにはベンチが多数置かれており、近くにローソンもあるので、空港内の価格お高めレストランで食事をとらずとも、安く贅沢なごはんタイムが楽しめる。
コイン式双眼鏡でノスタルジーに浸るのもよいだろう。

成田空港

これぞ成田と感じるのは、離着陸する飛行機の種類の多さ。
見たこともない航空会社のカラフルな機体や、小さな飛行機もたくさん。
LCCも貨物機も飛んでいる。

同じフロアに10分200円のマッサージチェアが10台弱設置されているのだが、目の前はガラス張りになっている。
飛行機の離着陸姿を楽しみながらリラックス。実にいいじゃないか。

【よかったその4】フリーWi-Fi

さすが空港。成田空港用フリーWi-Fiが使える。
喫茶店がいくつもあるし、自由に使える椅子やベンチ、ソファも至るところにある
PC作業をするには十分すぎる環境である。コンプライアンスにはご注意を。

【よかったその5】ショッピングが楽しめる

TSUTAYA書店やユニクロ、文具店のSmithや果てはCOSPA(アニメグッズ・コスプレ衣装のお店)まであり、ちょっとしたショッピングが楽しめる。

そんなわけで、うっかり購入してしまったロルバーンのノートがこちらです。

成田空港 Smith

やっぱり時代はまだまだ「松」かな、と。

【よかったその6】全体的に空いている

日曜日は少し混んでいるのかと思いきや、羽田のわちゃっとした感じとは真逆の「スペースのゆとり」を感じた。

展望デッキのフロアにポツンと置かれていたスターウォーズのゲームも、誰も並んでいないから遊び放題だ。

成田空港
※右奥にあるやつ

【よかったその7】旅してきた感

昼ごろに到着して、飛行機を見ながらごはんを食べて、スタバで少し作業をして、空港内の店をぶらぶらして、なんやかんやで半日あっという間。移動に片道1時間かかることもあり、帰ってきたのは夕ごはん時だった。

ちょっと千葉まで行ってきたというそれだけのことなのだが、何とも言えぬ旅情がこの身を包んでいたのである。空港という数多の旅情が集う地で、私は他人の旅情を持ち帰ってきてしまったのだろうか。

空港に行けば「旅情充」になれることを知った。壮大な散歩である。

時間だけでなくお金の余裕もご用意ください

この「旅行感」は高くつくことも忘れなきよう。
都内から片道2,500円~3,000円程度である。もっとかかるかも。

うっかり向こうで成田空港限定グッズなんて購入してしまったら、お財布はスッカラカン。そんなわけで、時間だけでなくお金の余裕も携えて、お出かけくださいませ。

 

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