言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

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嫌われながら、成城石井で買った高級カニカマ「フィッシュスチック」を食らう

金曜日の今日、飲み会の予定が入るでもなく家でゆったりとパソコンに向き合うことができている。とてもいい気分。すきっ腹にビール1缶をグイッと飲み干すのは本当にコストパフォーマンスがいい。この瞬間のために空腹状態を保っていたようなものだ。

いい気分ついでに、最近の憂鬱のことなど書いてみる。「職場で嫌われている」という滑稽な事象についてである。

 いやあびっくりする。おはようございます、お先に失礼しますへのレスポンスがないのはあたりまえであり、部のみんなで与太話で盛り上がっている最中、私が発言しようものならスッと去られてしまう。そんなに話しかけられたくないんかいとメールでコンタクトをとれば「部会でも申し上げましたが」のような枕詞がついてくる。ごめんね、部会中は大概昼飯のこと考えてるわ!確かにそれは反省ポイントだわね!(いや、本当に……)

メールに忍ばされたカッターナイフぶりもなかなかなもの。こちらからは、私はあなたに心開いてますよ感の演出のために「おつかれさまです!」なんて無駄に元気はつらつに振る舞ってみるのだ。でも慇懃無礼な返事が来る。淡々としている、ではなく、慇懃無礼。

残念なのが、会社での存在感は先方に大いに分があるということ。18時台にはなんとしてでも帰宅し、ときには有休をつかって取材に行き、ショボいブログを書くことに燃えているアラサー女にやさしくするほど、上司もお人よしではないだろう。なのに、所属部署のド真ん中が私の席なんだぜ!居づらい!名実ともにどうか私を窓際に追いやってください、神様社長様部長様!!!

特定の行為に対して怒りが向けられているなら、改善して誤って仲直りの道もあろう。されど(おそらく)存在に対して嫌悪感を抱かれているので、これはもう、笑って「生きててごめーん」と言うしかないのだ。私の近くを通るときだけでも「I hate you!」のオーラを感じ取ってしまう。日中、とても居心地が悪いが、クラッシャー上司に耐え、どうにかして逃げる術を手繰り寄せた自分の実績に自信がある。攻撃されないということは幸せなことなのだ。

……なんてことを書いていると、この愚痴に付き合ってお読みくださっている方の一部は「かわいそうに」と思ってくださるのではないでしょうか。同時に「その同僚のなんと大人げないことか」と。

しかし、私は同僚を咎められない。嫌悪感というのは生理的な事象なのである。眠い、お腹が空いた、トイレ行きたい、そういうものと同じ。それを堪えられる「大人」が存在することも事実だが、そうやすやすとガマンできるようなものではない。眠いときは眠い。水を飲みながら打ち合わせに参加しても、どうしたってやっぱり集中力を欠いてしまうし、あくびが出かけてはごまかして目に涙を浮かべての繰り返しになる。

私にも「理由は明確にないが、なんか嫌い」という人がいる。彼らとのコミュニケーションの際には、どうしても「嫌い」が滲み出てしまう。もしも相手に「私、あなたに何か無礼を働きましたか?」と聞かれたら答えられない。でも嫌い、苦手なのだ。

きっと、人ならざる何かの力で「あなたがこれまでしてきたことは、こういうことなのですよ」と教えてくれているのだろう。辛さがよくわかりました、反省します、もうしません、と言えたらよいが、辛さはわかっても、嫌いなもんは嫌いなので反省の仕方が難しい。「嫌い」をなるべく表面化させないようにする……ができるあなたのことを、私は偉人認定します。

 

対人関係においてよく言われることだが、「相手を変えたい」という希望は無駄でしかない。自分が変えられるのは自分のことだけなのだ。そりゃもう、毎日不快ったらないのだが、これは「私のスター性の証」とでも思って自信につなげるようにしている。

最近「ウェルスダイナミクス」なる性格診断のようなものを受講し、私の属性は「スター」と判断された。属性の特徴がざーーっと列記されている中で、「タレント性があり、目立つので嫌われがち」というくだりがあったので、そこに縋ることにした。誰からも嫌われないようなキャラクターじゃ、目立てない。だから嫌悪感を抱かれる存在であることを誇りに思ったっていい。私は剥げてもいないのに、乾燥肌なのに、輝いちゃっているのだと。

とはいえ、今週はダメージが大きかった。金曜日を迎え、私は帰宅後まっさきに本棚から1冊取り出した。

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3年以上前に買った新書。引っ越しの際に本は相当量処分したのに、捨てられなかった1冊。

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いつか名を揚げる日がやってきたら、絶対に私は「嫌われる」のだ。その日に向けた練習(しかもお給料をもらいながら!)だと思えばいい。

それでも今日もメシを食う

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成城石井で買ったカニカマ「フィッシュスチック(エキス入り)」。皆さん、言いたいことやまやまでしょう、ズバリそうでしょう。

正規価格はだいたい300円という、とんでもない高級品である。さすが成城石井。3割引きでも、いつも買っているものより高い。

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これをデスクで、むしゃむしゃ食べた。300円のスチックは旨かった。でも、私はハナマサで売っているプロ仕様カニカマも同じくらいおいしいと思う。グルメではないから、こういう感想になってしまうのだ。

ここまで書きながら、酔っぱらった頭で思ったことと言えば、これをデスクで食べることなんかも、某御仁にとっては目障りなのだろう。なんだかわかった気がした。