昨年からタスク管理をはじめ、毎朝、前日を振り返る習慣をつけた。日曜日の朝には前週を振り返り、月初には前月を振り返る。年初には……のはずなのだが、これはちょっと、後回しになっています。そろそろやっておきたいな。
それはさておき、この「振り返り」を始めたことで、情緒不安定な自分の性質にある種の傾向があり、いくばくかは対策可能であることがわかってきた。
その筆頭は「天候」である。雨になるとすこぶる調子が悪くなることがわかった。
予定をつくり、そのとおりに動くことで一種の快感を得るタイプなのだが、裏を返せば予定通りに事が進まないと大変不快である。その現象が雨天のときに起こりやすい。
単純に交通網が乱れるためでもあるし、服が濡れるといった不快対策に時間を要してしまうのもある。結果、予定通りにいかない。いろいろ、気分が悪い。
できる対策はひとつ、「雨天時は予定を減らす」これに尽きる。
そこへきて、先週からの雪である。東京で大雪になったあの日はうまくコントロールできたものの、昨日から今朝にかけての雪をナメており、今日は朝にグイッと(急を要さない)予定を詰めてしまったのだ。
まーーーーーーーーーーーーーーーーあ、本当にもう、些細なことがうまくいかないのなんの。
洗濯物がうまく洗濯ばさみで挟めないとか、トイレットペーパーを棚から落っことすとか、空になった2Lペットボトルをキッチンから床に落としてしまうとか、些細なことなのだけど非常にストレス。それでもなんとか準備をして、いざ出陣というタイミングで玄関で靴を履くために屈んでいたら、
この、傘の柄に髪がひっかかった。
痛いし、結っていたのに柄に引っ張られたせいでぼろぼろに。街中にこういう髪の人いるけどな(いきすぎた無造作ヘア、それは”有”造作ヘアと呼ぶ)。
モコモコのダウンコートのまま急いで洗面台にもどって結びなおすも、モコモコ効果で全然結べない。面倒くさがりだからこうなる。潔くその場でコートを脱いでいたらスムーズにいったのだ。
身体がカーッと、イライラで熱くなっているのを感じた。こういうときはクッションかまくらをギュッと口に当ててワーと叫ぶとよい(体温が一気に下がる感じがする)。
そうこうしてやっと家を出られる、というところで
今度はドアの取っ手に傘が挟まって、玄関でつっかえるという……観衆なきチャップリン。でもこっちはパントマイムじゃないんだもんな。呆れた気持ちは一周して感動に変わり、上記の再現写真を撮影するに至りました。
惜しむらくは、こういうときに限ってタスク管理アプリを稼働させられていないことだ。最低限のメモはとっているが、感情の波を乗りこなすので精いっぱいで、記録を取るどころではない。でもこれ、記録をとっていたら「なあんだ、たかだか10分のロスじゃん」なんていうふうに、目に見えてわかるから諦めもつくんだろうな。
ようやっと、雨というより低気圧が原因なんじゃないかと気づいて、アプリ「頭痛ーる」を導入しました。
頭痛ーる:気圧予報で体調管理 全国700万人の気象病対策アプリ
まだ使い始めたばかりだけど、なにかの参考になるかもしれない。気圧の乱れに負けたくない。