言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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割り切ったつもりの「私は凡人」に抗いたくて、泣く夜もある

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こんばんは、凡人のくせに生意気だぞの時間です。

先週こんな記事を書きました。 

ビリーフリセットカウンセリングで知った「私はすごいはずなのに、すごくない」という苛立ち

 

実は「凡人」をいまだに受け入れきれていない

私の人生は「私が、自分のことを”特別な存在”だと思っていることを、他人に知られてはいけない」という思い込みによって、だいぶ「無駄なしんどさ」を伴うものになっています!ということを、前述の記事で書きました。

「無駄なしんどさ」とは、下記のものです。

  • 私は、自分のことを「他の人とはちょっと違う特別な人間」だと思っている。
  • でも実際はなにもカリスマ的なものはなく、ただの凡人である。
  • 凡人なんだから「すごい人」に憧れたところでムダ。現実を受け入れろ!
  • (なんだかんだで受け入れきれなくてイライライラ……)

壇上がまぶしくて

この週末、演芸ファンの集いに顔を出させていただく機会がありました。

一時期は落語会にちょくちょく足を運んでいましたが少々足が遠のいておりましたので、仲間に入れてもらえるかしらとオドオド。しかしなんのことはない、歓迎していただけました。感謝。

私がいわゆる「ライブ」の場に行かなくなってしまった理由のひとつは、集中力が2時間もたなくなっていたからです。当時仕事に大変悩んでいたので、だんだん上の空になって、頭が悩みごとでいっぱいになってしまうのでした。これは失礼だなということで、自粛していたのです。

で、ここからが厄介なのですがもうひとつの理由は……恥をしのんで正直に書きます。「羨ましくなってしまうから」です。

演芸に限らず、音楽ライブなどでもそうです。観ていて最初のうちは楽しいのだけれど、だんだんだんだん、羨ましく、そして虚しくなってくるのです。

ああ、所詮私は「ファンA」だな。名もなき存在だな。

演芸にしても劇団にしてもジャニーズにしても、前座さんのころから贔屓にして「私が育ててきた!」という感覚を持つことを楽しみにしている方もいらっしゃるでしょう。

私はそれができないのです。頑張ってサポートしてもそれは「サポート」であって、それ以上にはなれないという虚しさが先に立ってしまう。

私は支えることしかできないんだ、自分から社会に対して直接なにかを提供することはできないんだ、と憂鬱になってしまうのです。

若いころは追っかけ活動にも熱をあげていましたが、歳を重ねるにつれて虚しい気持ちが大きくなり、ライブの場に行くのが辛くなるようになってきました。

なにか努力してから言えよ!というお叱り、ごもっともです。厚かましくて自意識過剰だなというのは痛感しながら書いています。

「凡人です」と宣言しながら泣いている

「凡人の星になる」という本を書きました。

凡人ごときが本を書いてはいけない。

凡人ごときがイベントを主催してはいけない。

凡人ごときが人気者ぶってPodcastやYoutubeをやってはいけない。

そんな雰囲気を打破したくて、「凡人だって「すごい人」みたいに情報発信していいんだ!」というメッセージを込めて、本を書いたのです。

私はもう「すごい人」にはなれない。ならばそのこと自体をコンテンツにしてしまえ。自分では開き直って、現実を受け入れたつもりでした。

でも週末の「演芸愛好家の会」然り、ふとしたときに虚しい気持ちがグッと込み上げてくるのです。

「凡人です」と名乗りながら、そっか、凡人なんだよなあと心のなかでは泣いている。できるのは誰かを手伝うことだけで、自分がメインを張ることはできない。 

選べる道といえば、「凡人を心の底から受け入れる」か、「必死で足掻く」かの二択です。どちらにも振り切れていない自分は中途半端だなあ、と我ながら思います。

しかし前者を選べるのだろうか?なにしろ昔からの思い込みで「私はなにか特別な存在なんだ」と思っているわけですから(キモチワリー)、中島ともこさんと懇意にしている方あたりの手を借りないと、意識改革は難しそうです。

ぼーっとしていると何も変わらない

じゃあ足掻くしかない。全然がんばっていないもんなあ。保身ばかりで、結局なにもできていない。

まずはせめて、電子書籍の出版をがんばりたいところです。

どうしても目先の、締切があって費用が発生する業務を優先してしまうのですが、きちんと毎日電子書籍のことも考えていかなければ。

責任から逃れようとするのもだめ。

やさしい世界でぬくぬくと過ごしたいという欲望もあるのです。でもそれを成立させたいなら「出る杭」になるべきじゃない。凡人だからこそ、目立たないからこそ、やさしい世界で生きられるのでしょう。

結局いいとこどりしたいだけなんだァ……

梅雨の生理前なんてこんなもんです。

お付き合いいただいた方は、申し訳ありません。

電子書籍の執筆は、進めなければ!