【喫茶アメリカン】ハンバーグサンドの新しい食べ方を見つけた（2017年12月号）

今月もやっぱりハンバーグサンド。

この魅力を知ってしまうと、なかなか別のサンドイッチに移れない……

ハンバーグサンドの魅力のひとつが、タマゴやツナなど別のフィリングを少しオマケしてもらえること。この日はチキンとタマゴを盛り付けていただいた。どちらも大好物。

いつも何も考えずにそのままいただいていたのだけど、この日は神のお告げが聞こえてしまった。

「ハンバーグの上にタマゴやチキンを乗せて食べてごらんなさい……」

そうだ、この世には目玉焼きや大根おろしが乗ったハンバーグが存在するではないか。

アメリカンの最高においしいチキンサラダやタマゴサラダを、これまた最高においしい山形牛のハンバーグの上に乗せて食べたら「最高の2乗」になるに違いない。それはもはやサンドイッチでもなんでもないという話にもなるのだが、啓示を受けたからにはやってみるしかない！

最最高高！！（最高の2乗）

……の割に、衝動的に挑戦したせいか美しく撮影できずすみません（新年に再チャレンジします）。

胡椒の風味が効いたハンバーグがまろやかかつボリューム増となり、新たな魅力が開花。これはたまらない！サンドイッチ店に来たのかハンバーグ店に来たんだかわからなくなりつつあるけれど……

最高を2乗していたら、ドリンクまで2乗に。

サービスだといって、コーヒーに加えてホットティーまでいただいてしまった。いつもクセでコーヒーをお願いしてしまうのだが、実はアメリカンの紅茶はとてもおいしいと思う。嬉しい。水分不足もこれで解消！

ところで、店内は12月ということでクリスマスムードに。「市原ぞうの国」のぞうさんが鼻で書いた絵は、またしてもシーズンものタペストリーで覆い隠されることになっていた。

▲赤いツリーのタペストリーの下が、ぞうさんが描いた絵

ハンバーグサンドはとてもおいしいのだが、ボリューム満点ゆえ、食べきれずに持ち帰ることになる。ハンバーグは温かいうちがおいしいので、「具だけ食べてパンは持ち帰り」スタイルになることがほとんど。それはサンドイッチと言えるのかどうか……というくだりは散々やりましたので、割愛する。

話は変わるが、最近、運動をしても体重が落ちなくなってきた。

食生活ももっと見直さないとなあ、でも、仕事上糖質制限をするわけにはいかないしなあ……ということで、遠い昔にサバ缶ダイエットが流行っていた記憶を手繰り寄せ、「積極的にサバを食べる」ことにしている。

水煮がいちばんいいのはわかっている。でも、なにせ料理をしないので缶からそのまま食べることになってしまう。となると水煮はどうにも惨めな気持ちになるのだ。ガマン食、ダイエット食に他ならない。おいしくない、楽しくない、虚しい！

そこでトップバリュの「さば味付」缶を購入。「味噌煮ほどは糖質を含まないのではないか？と推測。実際は違うかも。でもいいの。100円くらいだった。さすが価値最高（トップバリュ）！

ご推察のとおり、余ったアメリカンのパンに挟んでやろうという魂胆です。

「タレ」と称するにはとろみが薄め。醤油ベースの、ごはんにかけたくなるおいしそうな汁に浸かったサバが輝いている。

どやあ！

私だってインスタグラマーになってみたかったのだ。最近、こんな感じで1日1投稿しています。写真に興味がないことがよく伝わる「ノン・フォトジェニック・アカウント」として展開中！フォローしてくれよな！⇒やまま(@yamama48)

話は戻って、カスタムサンドイッチの「サバサンド」についてですが……

結局、パンとサバを別々に食べました。

パンをぎゅっと握りつぶせばかぶりつくことができたんだろう。でも、ふわふわのパンをつぶしてしまうのがちょっと嫌だった。それに、サバはサバで食べた方がおいしいだろうと思った。そしてそれは正解だったと思う……俗に言う「牛皿スタイル」。

ちなみにトップバリュの「サバ味付」はめちゃくちゃおいしかった。「あ、うまい」と、ひとりぼっちの会議室でうっかり呟いてしまったくらい。味が濃いので、サバを食べたらパンを食べる。パンのプレーンな甘みがいい具合に中和してくれるのだ。その感じがとてもいい！

しばらく、「アメリカンのパンでカスタマイズサンド」はハマりそうです。

アメリカンさんには今年も本当にお世話になりました。年が明けたら、またすぐ伺いたいです。ハンバーグサンド、次はもっとおいしく食べてやるんだ。