言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

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代々木駅前のカンボジア料理店「アンコール・ワット」でディナー(ランチもやってる)

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こんばんは、カンボジアの時間です。

代々木駅すぐのところにあるカンボジア料理店「アンコール・ワット」に行ってきました。

カンボジアってどこ 

「アンコール・ワット」さんはなんと1982年創業の老舗です。居抜き工事を繰り返す異国料理店とは全く異なる、貫禄ある店構えと店内。

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異国情緒もありつつ、昔からこの地にあるがゆえのフレンドリーさを感じます。広くてとても居心地がいい。

カンボジアとはどこか。タイ・ラオス・ベトナムに隣接するアジアの王国です。首都はプノンペン。カンボジアもプノンペンもアンコールワットも、すべて「聞いたことがあるキーワード」にすぎず、自分の中で消化できていない感がすごい。どうしてこんなにも地理が実感できないのだろうか……。しかしメニューを開けば、生春巻き、トムヤムスープ、ココナツのデザートなどの写真。彼らから「タイの近く」の風を感じました。

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メニュー盛りだくさん!一度では到底満足できない

とにかくメニュー数が多く、目移りします。4人での訪問で8品オーダーしましたが、全然食べたりない。お腹はいっぱいなのですが、もっともっと、食べたいものがたくさんあるのです。これは複数回伺わねば満足できまい。

ひとまず初戦の記録ということで、いただいたものを……

ビールいろいろドリンクいろいろ

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手始めにビール。せっかくなので、カンボジアのプノンペンビール(650円)にしました。あっさりゴクゴク飲めるタイのビールより、味がある印象です。うまみとコクをウリにしているタイプのビールが不得手なので、とてもおいしくいただけました。

ほかにも、タイのシンハー、ラオスのビアラオ、シンガポールのタイガー、中国の青島、さらにドイツのレーベンブロイ、メキシコのコロナ、アイルランドのギネスにベルギーのヒューガルデン、そして生ビールはスーパードライというパーフェクトぶり!
おおむね500~700円ほどと、お手頃価格なのもうれしいです。

オーダーしませんでしたが、タイのウイスキー「チャオプラヤー」や老酒、ワインにカクテル日本酒焼酎、なんでもあります。ソフトドリンクのラインアップが豊富なのもありがたい。

ビールのあとはひたすらにココナッツウォーター(380円)をいただいていました。
ココナッツミルクとは一線を画す、あっさりドリンクです。

タイ料理とはちょっと違うかも?

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▲冷やし海老生春巻き(2本・560円/写真は2人前)

オーダー時にスタッフさんから「いかがですか」と唯一提案されたお料理です。しかし私は「日本人女性がみんな生春巻きファンだと思ったら大間違いだ!」となぜか天の邪鬼精神を発揮し、一時は「ちょっと考えます」と断ろうとしたのですが、同行一同からの「え、食べようよ」の声に流されてオーダー。

私は生春巻きに対して懐疑的なのです。特に、おしゃれで高いレストランのやつ。いい海老だかカニだかが入っているのかなんだか知らないが、ちんまりとお上品なサイズなわけです。それで平気で1,000円近くするのです。手のこんだ料理ならいいんですが、カルディあたりでライスペーパーを買えば、自分好みの生春巻きがすぐにできてしまうのですよ!!お店でいただくべきものではないと思っています。

居酒屋にいけば「とりあえずサラダ」と言う輩は、タイ料理店(ここはカンボジア料理店だけれど)では「とりあえず生春巻き」とのたまうのです。くっ!仲良くなれない!!同行一同よ、あなた方には心をひらいていたけれど、今日から閉ざさねばなるまい……!

渋々顔で、ひとくち。その刹那、私の偏見の壁はガタガタと音を立てて崩れていきました。

うまい。めちゃくちゃうまい。

野菜がめいっぱい入っていて、ライスペーパーがびっくりするほどモチモチ。外食生春巻きで満足感を抱いたのは初めてです。全生春巻きファンに謝罪せねばなりません。ひとまず同行者たちにはスミマセンと伝え、3切れもいただきました。本当にすみませんでした。

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▲スパイシー海老サラダ(800円)

春雨海老サラダ(880円)と悩んだ結果、写真が載っていたこちらに。ご覧の通り、海老がてんこもりです。ドレッシングがだくだくにかかっていたらどうしようと思ったのですが、主張控えめ。テーブルに常備されているナンプラーなどをかけていただいてもうまいです。

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▲海老大根もち(2個で600円)

カンボジア料理の特徴なのか、アンコール・ワットさんの志向なのか、とにかく海老をつかったお料理が多いです。なかでも特徴ある外観だったのがこちらの逸品。

そう、「一品」ではなく「逸品」です。中華料理の「大根もち」もそこそこ好きですが、比べ物にならないくらい感動しました。大根そのものが餅化しているのではなく、餅(というかライスペーパー?)に大根と海老が包まれているのです。

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しかもそれが、切り干し大根?です。干しエビも入っていたせいかもしれませんが、旨みがジワリ。頭頂部のスイートチリソースはいらないかも。やさしい旨みだけで十分に堪能できます。生春巻きに続く感動でした。

アンコール・ワットさんで使っているライスペーパーを発注したいです。

店頭におみやげコーナーがあったので、そこで買えたのかな……不思議なボールペンがあったのは見つけたのですが、食材が並んでいるかどうかまではチェックできずでした。

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▲左:豚足の煮付け(880円)、右:おこげ(ココナッツ風味・680円)

どんなものなのかが気になってオーダーしたおつまみ2種。豚足はたけのこ、しいたけ(どんこ)と一緒に煮込まれていてとても和風な外見ではありますが、スパイスにハッカクが使われているところに異国感が。台湾料理にありそうです。

むしゃぶりつく豚足煮も好きですが、こちらは食べやすくカットしてくれているので上品にいただくことができます。デートでも安心です。

おこげに関しては、どうココナッツなのかが気になるところ。私の予想ではおこげにココナッツパウダーかなにかがまぶされているのだと思っていたのですが、おこげには全くもってココナッツ要素がなく、添えられているスパイシーなソースにココナッツの香りが。これは想像できませんでした。ちなみにおこげは、豚足煮の煮汁と一緒にいただくのもおすすめです。

▼こういう豚足しか知らないんです
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▲蟹爪と春雨の炒め(人気) (980円)

メニュー表に本当に(人気)と書かれているのです。このお料理だけに与えられた説明文でした。そこまで言うならいただきましょうとオーダーしたのですが、(人気)の文字に偽りなし。

一同「うまい!」と声をあげずにいられませんでした。混ざっている小さな干しエビの影響でしょうか、これまた旨みたっぷり。しょっぱくも甘くもなく、「旨い」のです。蟹爪もたくさん!このケチケチ感のない盛りっぷりがまた、うれしいではありませんか。

▼勝どきのタイ料理店「ソイナナ」でいただいた春雨料理「チムチュム」も旨かった!

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▲海老のカレー風味炒め(880円)

姉妹商品として「蟹爪のカレー風味炒め」もあります。メニューに載っていた写真を見て、「これはプーパッポンカリーだ」と判断。大好物です、食べたい!

しかしタイ料理店に行けばプーパッポンカリーは食べられます。せっかくのカンボジア料理店で「毎度おなじみ」感のあるものを食べてもいいものだろうか……

でも、生春巻きの過ちがあります。他所と、アンコール・ワットさんでは異なるに違いありません。そして出てきたのが上記写真の通りのものです。

カレーではありませんでした。汁気は少なく、文字通りの「カレー風味炒め」です。たまご感があって、大きめカットのピーマン人参たまねぎのシャキシャキ具合が絶妙。いただいておいてよかった!

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▲焼きクィティウ(880円)

最後の最後、満腹ではありましたがずっと気になっていた「クィティウ」をお願いすることにしました。食べなければ後悔すると思ったのです。我々は「焼き」をいただきましたが、汁麺タイプもあります。

スタッフさんに質問しそこねてしまいましたが、クィティウとは「ビーフンでできたきしめん」のことだと思われます。ピーマン、人参は炒めものでは外せない野菜なのでしょうね。カリー工房もびっくりの「具が大きい」はアンコール・ワットさんにおける「仕様」です。このワイルドさが大好き!

お店情報

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最初から最後までずっとおいしかったです。楽しすぎて閉店時間をやや過ぎてしまったのですが、全く嫌な顔をすることなく、はよ帰れと言わんばかりのわかりやすい店じまい(椅子をテーブルに上げるなど)もすることなく、我々を滞在させてくれました。申し訳ないけれど、ありがたいことこの上ありません。でも、できるところからちゃんとお掃除はスタートしているという「臨機応変ムード」に心打たれました。

まだまだたくさんのお料理があり、どれもいただいてみたいものばかりなので、何度か再訪しなくてはなりません。

とりわけいただいてみたいのが、

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「お好み焼き」です。私が知る限りの「お好み焼き」像とは全く異なるのですが、どういうものなのでしょうか……。

 

住所:東京都渋谷区代々木1-38-13 住研ビル 1F
電話番号:050-5593-4554
営業時間:11:00~14:30(L.O.14:00)/17:00~23:00(L.O:22:00)

▼食べログページからネット予約もできます
アンコール・ワット - 代々木/東南アジア料理(その他) [食べログ]


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