こんばんは、ファミリーマートの時間です。
ファミマの「お母さん食堂」シリーズは頻度高めにチェックしています。最近ではこのシリーズのエースである「おつまみグリルチキン」に麻辣味が加わったところです(あまり辛くないので柚子胡椒味に飽きた方におすすめ)。
▼麻辣味のほかに3種類あり。炭火やきとり風味は見かけなくなってきた……
新商品「炙り焼きチーズスティック」
冒頭写真を再掲します。これがつい先日遭遇した新商品、「炙り焼きチーズスティック」です。
「炙り」×「チーズ」。チーズ好きにとって、この字面のパンチ力はなかなかのものです。しかし、文字で想像する「炙り焼きチーズスティック」と実物、その見た目には大きな差があるように思えてなりませんでした。
名称は「魚肉ねり製品」となっていました。かまぼこです。シーズニングミックス入りのかまぼこです。この内容なのに、「炙りかまぼこ」ではなく「炙りチーズ」を名乗ったのはなんでなんだ。
栄養価も、言われてみればかまぼこ感たっぷりな気がします。
開封してみると、
「シーズニング入りかまぼこ、チーズ添え」が顔を出してくれました。
いただきましたが、味も食感もなにもかもが「かまぼこ」でした。焦げたチーズの味わいを求めていたのにどうしてくれる。
これもまたひとつの「チーかま」の形ですが、「チーかま」を名乗っていいのは(株)丸善さんだけですから、別の名前にするしかありません。「かまぼこ (チーズ&シーズニングミックス)」あたりが誤解のない名称ではないかと思います。ちなみに価格は168円。これだったら絶対に130円の「海鮮スティック」をお求めいただきたいです。明太味とプレーンがありますが、プレーンが好きです。
自分の名前がきらびやかでなくてよかったと思ったあの日
ふと、自分が「綾小路麗美」のような名前でなくてよかったと思った日のことを思い出しました。炙り焼きチーズスティックくんだってきっと、「俺の名前、ただの”かまぼこ”でよかったのに……」と思っているはずです。
なんだか気の毒になってきました。名前のイメージを膨らませすぎるからこうなってしまうのです。次買うときは、「これはかまぼこ」とわかっているのだから、過度な期待は寄せません。イメージとのギャップに違和感を抱いたりしません。ありのままの炙り焼きチーズスティックを楽しめると思います。
でも、たぶんもう買わない気がする……