言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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お腹を押して内臓の氣を元気に!「チネイザン」初体験【タイ旅行記2018】

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こんばんは、チネイザンの時間です。

チネイザンとは「氣内臓」と書きます。古代中国で生まれた気功療法のひとつで、それがタイに伝わり、チェンマイで盛んになったようです。

どのようにして内臓に氣を送るか。「押す」のです。横たわるお腹にぐいぐいと指を入れていくのです。

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それぞれの臓器は感情と結びついているのだそうです。たとえば、肝臓は「怒り」。押すと痛いところは氣が滞っている場所とのことなのですが、肝臓のあたりを押して痛くなるのは「優しい人」だったりするそう。優しいから、怒りを放出せずに抱え込んで溜まってしまうということのようなのです。

「腸もみとはちがいます」という説明も拝読したのですが、私は便秘気味なので容赦なく腹を押されることに興味がありました。不順な動機ですが、うんこがでるといいなあと思い、タイでチネイザンを受けてみることにしたのです。

(日本でも受けられます)

諸事情により記録の写真が一切ありません。お許しください。

はじめてのチネイザンということで、いろいろと「チネイザンとは」を教えていただきました。そして、施術が痛いということも聞かされました。不意打ちの痛みには強いのですが、前もって聞かされてしまうと構えてしまうのです。聞かなければよかったと思いました。

不安を抱えつつも楽な衣服に着替えてから仰向けになって横たわります。そこから約150分、お腹をぐいぐいの旅でした。

ヒーリング系のBGMが流れるなか、お腹というお腹をぐいぐい押されます。ぐんぐん指がお腹に入ってきます。痛い。しかし肝臓は痛くない。日々怒りを発散していることのあらわれです。私は肝臓に怒りを溜め込んでおりません。健康な肝臓を保つためには少々の犠牲は致し方ありません(みんなごめん)。

痛いのはひたすらに胃でした。臓器と繋がっている感情も何も、ただの食べ過ぎです。プッシュしてもらい、早いところ体外にリリースしたいものです。あと、丹田などのおへそ周辺もなかなかの痛みでした。

施術される方によってスタイルも異なるそうですが、私がお世話になった方は、「呼吸」をとにかく大事にされていて、施術師さんと一緒に、氣を巡らせる独特な呼吸をするよう指示を受けました。

これがただのスーハーならよいのです。シュコォァーーーーーー……みたいな呼吸をせねばなりませんでした。しかもそれは臓器によって異なり、クハァァァァッ……みたいなのとか、フーーーーーーーーーーーーーーッッッみたいなのもあるのです。

押してもらうごとにいずれかの呼吸を行います。先生の後について、コール・アンド・レスポンスのごとく繰り返していく。

目を閉じた私のまぶたの裏に映ったのは、そう、千葉真一(関根勤)でした。なにせ「シュコォァーーーーーー……」です。この呼吸が臓器の氣を巡らせているのはわかります。尊い呼吸です。されど私が見ているのは千葉真一(関根勤)なのです。

スピリチュアルな雰囲気をまとった空間のなかで、私の脳だけは愉快なムービーが上映されつづけました。

施術後、「顔がちっとも歪んでいなかったけれど、痛くありませんでしたか」と問われました。痛いっちゃ痛いのですが、女性なら確実に耐えられるというか、屁でもない痛みです。

そんなことより、世界観に浸れなかったことを後悔しました。あの呼吸さえなければ……!

昔からこういう、スピリチュアル系のことには興味があります。催眠療法やらシータヒーリングやら、受けてみたこともあります。でも毎回必ず、今回で言うところの千葉真一(関根勤)に私のスピリチュアル活動の邪魔をされ、もやっとした気持ちで帰るのでした。これは私の「スピリチュアルに対する照れ」ゆえかもしれません。

さて、チネイザン。1回では便秘が解消しなかったので、都内で施術できる方をさがしてみようかと思います。次は真剣に呼吸するぞ。

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