言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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「まいばすけっと」のレジでモタついてしまったことへの反省文

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こんばんは、レジに懺悔の時間です。

イオンがやっている「コンビニ的なスーパー」の「まいばすけっと」、たまにお世話になっています。ひとり暮らしをしていたころはヘビーユーザーでした。野菜や肉が単身世帯に安心の量と価格で販売されているのが非常にありがたい。

しかし、私はこの店のレジ周りが苦手なのです。

袋詰めスペースは用意されておらず、店員さんが商品をレジに通しながら袋詰めしてくれます。ありがたいではないか、このスタイルのどこにハードルを感じるのか。そんなお声もありましょう。

商品受け取りから店舗退出の間の「クッション」がないことにプレッシャーを感じてしまうのです。会計が済んだら最後、モタモタすることは許されません。

ではコンビニも苦手なのかというと、それは、そこまででもありません。スーパーで買うような、かさばるものはほとんど買いませんから、商品受け取りに「ヨッコラショ」感がありません。まずこの点がスムーズ。

そして会計もSuica(定期入れ)やiD(iPhone)で済むので、財布を出す手間がかからない。これもまたスムーズなのです。

コンビニではむしろ、レジ待ちのほうが苦手です。会計が終わってからその場を去るまでモタついている人にイライラしたり、「おいおい朝っぱらからチケットぴあとかやめてくれよ」と思ってしまったり、いろいろです。フジテレビの「ワイドナショー」で松ちゃんや佐藤仁美さんが言うことには大概うなずきます。

そう、待っているときの苛立ちを知っているからこそ、「苛立たせる可能性がある側」に立つことに不安を覚えるのです。

コンビニと違い、「まいばすけっと」は「やってもうたトラップ」がいろいろなところに仕掛けられています。

そもそも、コンビニのようなスタイルでありながらスーパーのようなものが売られていますから、購入するものが重くなったり大きくなったりします。米やトイレットペーパーなどを買い求めようものなら、受け取りのときに少しモタつく危険があります。

そして、会員カードをつくることをよしとしている店舗です。まんまと誘惑されるがままに「WAONカード(非クレジット型)」なる大した還元のない電子マネーカードを作ってしまった私は、会計のたびに財布を出さねばなりません。定期入れやiPhoneよりカバンの奥に入っていることが多いので、タイムロスが発生します。

レジ待ち列に並んでいるうちに出しておけよ!というご指摘はもっともですが、なにせ購入するものが重かったり大きかったりですから、そちらで両手がいっぱいになってしまい、財布を取り出すどころではなくなっています。

ここに「リュックサッカー」という一翻を乗せてみましょうか。財布取り出しのタイムロスはグンと高まります。リュックが重くなりがちな皆さんは想像していただけるのではないかと思いますが、リュックの着脱はけっこうな「ヨッコイショ」案件です。

昨日、私はまさに

・購入するものが重くて大きくて(トイレットペーパーを含むお買い物)
・WAONカードで支払いたくて(しかもチャージが切れていたのをその場で知る)
・重いリュックの奥深くに財布を入れていた

のでした。

コンパクトなスペースでやりくりしている「まいばすけっと」ですから、会計後の私に残されている時間もスペースもないのです。

レジの中にいる若人はニコニコしながら私の退出を待っている。振り向けばレジ待ちの方々が並んでいる。私があなた方なら私を殴りたいです、お気持ちわかります、だから許してください……。

そして私は、あろうことかレジ中の若人に苛立っている自分に気づきました。

「私の荷物をちょいと詰めて、次に並んでいるお客さんの会計を始めろッ!気を利かせろッ!」

落ち着いている今なら、彼に何の非もないことはよくわかります。なにせスペースがないものですから、次の客の会計を始めたところで、会計済の商品を置く場がないわけです。

それでも彼に苛立ったのは、「私は悪くない」という想いが、我が身の、我が心の根っこに宿っていたからだと悟りました。

「並んでいるときに財布を用意しておけよ」「WAONチャージは予め済ませておけよ」「リュック背負うのモタモタすんなよ」「気が利かねえな」「どんくせえな」……そう思われたくない!私は違う!気が利くんだ、イライラされる側ではなく苛立つ側に立つ人間なんだ、違うんだ!

ハタから見ていれば私が「気が利かない」人間そのものなのですが、私の心の中だけでは、私を劣等生に仕立てたくなかった。逃げるための道具が「レジのなかの彼」だったのです。

「まいばすけっと」から自宅までの帰り道、彼に対するイライラをどうどうと落ち着けながら、そのことを知りました。情けないものです。レジ前の彼に暴言を吐いたわけでも何でもないけれど、オーラは出てしまったに違いない。ごめんな、若人よ。

日曜の朝、松ちゃんや佐藤仁美と「自動改札でチャージ不足で立止まる奴ってなんなん!?」と言いたい、思いたい。でもそれって本当に優れている人間なんだろうか。彼らのトークは「ネタ」なのです。商売道具なのです。画面越しのそんな会話を目の当たりにしながら、「アハハ、私のことだ」と言えてしまう人のほうが優れていると思う。

いや、優劣ではないんです。そもそも優劣で捉えている時点で劣っている。「アハハ」と笑って流せたほうが、優れているというか、「ラク」に生きていられるのです。笑って生きていられる。そうすると自分も周りもハッピーだ。そうでありたいじゃないか。

朝の繁忙時間帯のコンビニで光熱費を支払ってんじゃねえ、空気読め、周りのこと考えろ、という声がマジョリティであっても、私は自分が「どうしても、今だ」と思ったら、光熱費でもAmazonコンビニ受け取りでもなんでも、やってしまいたい。気が利かないやつ、馬鹿なやつ、劣っているやつだと思われることを恐れたくないのです。

(率先して空気を乱せということでは、ないです)

たしかに私はコミュニティのなかで生きています。自分ひとりで生きているのではない。この世で大事なのは協調性。でも、私はみんなのため、家族のためのまえに、自分のために生きているのです。自分のために生きられないのに、どうやってみんなと楽しく生きられようか。

ひとまず、WAONカード(非クレジット型)の残金が91円だったので、これを機にもうこのカードは使わないことにします。iD最高。