言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

やままあき

Author:やまま (id:yamama48)

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【ごはんメモ】浅草のケーララ料理「サウスパーク」

※2020年5月12日追記※

浅草の店舗はクローズし、新店舗に移転予定とのことです。

浅草駅から言問橋のほうへまっすぐ。10分くらい歩いたところにある、南インドはケララ州のお料理がいただける「サウスパーク」さん。

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南インドのアラビア海沿岸に細長く位置するケララ州は、2000年以上も前からヨーロッパやアラブ、東地中海諸国から来た貿易商を受け入れ、その文化の影響を受けてきました。熱帯性の気候と降雨量、肥沃な土壌に恵まれ、ココナツやバナナ、米、さとうきび、コショウなどのスパイスをはじめとする農産物が豊富で、さらにアラビア海での漁業も盛ん。

※出典:ケララ料理|インド地方料理|e-food


おてふきやお皿とともに差し出されたお水はピンク色。

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食堂とかにある、水色に着色されたグラスを思い浮かべ、ああ、ピンク色バージョンもあるんだなあなんて思っていたら

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デカンタに入っている水もピンク。これは…デカンタ自体は透明のように見えるが…水を注ぐと水だけピンク色に見えるとか?まさかね、ハイビスカスエキスとかが入っているんじゃないの、とひと口。

おおお、ハイビスカス感なし。というか水。実に普通の水。されど見た目ピンク。調べてみれば、インド、特にアーユルヴェーダが盛んなケララ州ではよく飲まれるものなのだとか。

パディムガムpathimugamという木の皮をほんの少し入れて煮出すだけで、とてもきれいなピンク色になります。
多くは強い香りも味もありませんが、入れる分量や種類によってはちょっとお薬っぽい味がします。
家だけでなく、食堂で出てくることもあれば、アーユルヴェーダ施設でマッサージを受けた後などに出会うこともあるでしょう。
血液をキレイにすると言われています。

※出典:南インド・ケララ料理ガイド⑤:飲みもの編 – インド号

食べたもの

さて、水でずいぶん面食らってしまったものの、複数名で伺ったのでいろいろなお料理をいただくことができた。

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最初に出てきたのが、こちら。シャップビーフフライ(1,390円)。メニューブックで「ココナッツオイルでじっくり揚げたケララのスパイス香る牛肉のサイコロフライ」と紹介されていたとおり、スパイシーなのにココナッツの甘い香りが。日本にはない味。行ったこともないのに、ケララ料理食べてるゥ~感で口が満足。

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続きまして、アソートバジ(490円)。「スパイシーに味付けした豆粉で作った野菜の揚げもの」とあり、アメリカンドッグの皮の部分をかなりかなりかな~り~軽くした感じの衣が印象的。日本の「揚げもの」イメージとはだいぶ違う。

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中身はナスでした。

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こちらは、ケララビーフカレーミールス(1,990円)。南インドのカレーはサラッとしていて、ライスとの相性が抜群。もともとは手前にある小さな銀色の器にカレー(サンバルなど)が盛られていたのだけれど、現地では写真のように、器に全部ぶちまけてぐじゃぐじゃっといただくのだそう。ライス、サンバルはお代わり自由。インドはベジタリアンが多いので、ビーフカレーミールスというのはレアなお料理だそう。ちなみにべジミールスだと1,690円。

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私はドーサセット(1,290円)を。甘くないクレープの皮みたいなやつです。添えられていた白いペーストというかスープというか、「チャツネ」というそうなのだが、3回はお代わりしたくなるくらいおいしかった。おかわりシステム対象外だったことが悔やまれる。

チャツネとは、ソース、あるいはジャムのようなもの。サモサにはミントソース(ミントチャツネ)がつきものですが、これはチャツネの一種です。 また、ラニのサモサには、ミティチャツネ(イムリチャツネ)が添えられています。 ミティはヒンディ語で甘いという意味、つまり甘いソースです。タマリンド(イムリ:豆科の植物)、スパイス、砂糖、塩、などを混ぜ合わせて作られるソースです。辛味の強いチャツネもあります。
インドのチャツネは日本で言う「薬味」のようなものだと思います。 冷奴のおろししょうが、焼きそばの紅しょうが、お刺身のわさびという感じでしょうか。

※出典:チャツネとアチャール

サウスパークさんでいただいたチャツネは、ココナッツのような、ピスタチオのような、何にしろ豆っぽい後味がした。ざらっとした食感も好きだったなあ。

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真っ赤な、魚のカレー(1,290円)。メニューブックには「専用の土器を使ってマンゴー科の果物コクムとチリペーストで魚を煮込んだカレー」とあった。専用の土器か。カレーは辛いが色ほどではない印象。後から喉がカーッと熱くなる。みなぎるスパイスのパワー!

カレーと一緒にいただいたのは、

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「全粒粉でつくったインドのドーナツ」、プーリ(1個200円)と、

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親のかたきのようにみじん切りニンニクがまぶされたガーリックナン(390円)、

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「インド風焼きビーフン」ことイディヤッパム(490円)。ビーフンというよりは、「揖保の糸ダンゴ」って感じだったなあ。カレーとの相性がよかったので、家でもやってみようかしら。揖保の糸で。

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サウスパークチキンビリヤニ(1,690円)もオーダー。銀座の「カーンケバブビリヤニ」さんでいただくものよりもべチャッとしていて、カレー味強め。ビリヤニもお店によって個性が出るんだなあ。ゆで卵があるのが地味にうれしい。

そしてみんなが楽しみにしていたのが、こちら!

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牛肉のプットゥ(990円)であります。白米と牛肉のお料理だと思っていたのだけど「牛肉を米粉とココナッツの蒸しケーキで包んだ一品」だそう。

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みんなでシェアしようとナイフを入れれば、この有様。ぽろっぽろ。ピンク水なしでは、むせてしまいそう。ココナッツのシャキシャキ感が強く好みがだいぶ別れたお料理だった。私は不思議な食感が妙にくせになってしまい…相当な量をいただきました。すみません。

最後の最後、ダメ押しで頼んだのが「ゴビ65(690円)」と「チキン65(990円)」。ゴビ65は「マイルドなスパイスで味付けしたカリフラワーフライ」で、チキン65は「ケララの伝統的なから揚げ」とのこと。それより気になるのは「65」!ケララの伝統的な数字なのか…?気になって店員さんに聞いてみれば

「ワカラナイ」

……そんなぁ!ヒトエズ57ムーブもびっくりだよ!!(言いたかっただけ)

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 ずっこけたせいか、手元にある写真も1枚だけ。

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これ、ゴビだったっけな、チキンだったっけな、うーん……ゴビに一票。

店内など

ダイナミックかつ独創的な公式ウェブサイトにドキドキしていたものの、店内は広くてとってもきれいだった。ちなみに、ノン・BGM。

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大変立派なテレビは、なんと4K仕様。ケララ州の魅力を伝える映像やケララ料理をガイドする映像などが組み合わされたオリジナルPV的なものがループ再生されている。

複数名で行ったことと、ドリンクをオーダーしなかったこともあり、これだけ頼んでひとり2,000円で済んだものの、全体的にお料理は小ぶりだったかなあ。私が大食漢だというのも、ありますが…。

とはいえ、メニュー数も豊富で、さまざまなケーララ料理のおいしさに触れられるのは貴重なのでは!食べログだとこちらから。公式サイトは下記URLをご参照ください。

www.south-park.jp