言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

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【食メモ】秋葉原で日曜の明るい時間に飲むなら「四文屋」へ

日曜日に秋葉原へ。17時過ぎに用事が終わった。「日が伸びた」と言い始めてからもう3ヶ月は経つだろう。17時が「夜」の季節はとうに過ぎた。夕方真っ盛り、明るい。

日があるうちに酒が飲める。休日の良いところの9割はそれである。では居酒屋へ入ろうか、と思いつつも日曜定休のお店は多いのだ。悩ましい。ビルに入居するチェーン居酒屋が嫌いなわけではない、が、地下や窓無し店では、日曜に酒を飲むという醍醐味を心身で感じることができない。

そんなときに世話になるのが、昭和通り口近くにある「四文屋 秋葉原店」

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 秋葉原周辺、浅草周辺は5月ごろからお祭りムード。打ち上げと思しき方々がひと足先にお店を賑わせていた。普段から16時半オープンと早めだが、日曜・祝日は14時半から開いているらしい。どうりで17時時点でこれほど盛況なわけだ。

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とにかく、安い。座れるのに。(ババアなので立ち飲みは苦手)

やきとん串は基本的に100円、その他つまみも100~350円。安い居酒屋さんでも、サラダだけは例外ョ、ということもあるが、なんと四文屋サラダは300円。良心的すぎる。

でも私はケチなので、野菜は生野菜(各100円)で攻める。

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キャベツとエシャロット、各100円。エシャロットは1本換算すると50円になるのか。このお店の中では高級メニューかもしれない。味噌とマヨネーズをこれでもかと乗せてくれるのがタマラナイ。ともに、それ単体で酒のつまみになる。みすぼらしいって?知るかそんなこと!うまいもんは、うまい。

絶対にいただいておきたいのが

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レバごま塩。

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1本100円とは思えぬ、感激のおいしさ。レバーがクリーミーで、ごま油の香りに絶妙に合う。

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豚バラ(150円)と、かしら(2本あるが、1本につき100円)。

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こちらは「あご(100円)」。あまり見かけない部位である「ちれ」「のどがしら」などが取り揃えられているのも、やきとん専門店だからこそ。ちなみに「あご」を頼んだのは初めてだった。オーダー時は人間のあごを想像し、「そんなに肉ってあるだろうか」と不思議に思っていたのだが、想像は想像を呼び、最終的に辿りついたのはバナナマンの日村さんの笑顔だった。あご、食べられる場所あるかもしれない…。(日村さんごめんなさい。大好きです)

そんな「あご」、ジューシーかつ噛みごたえがあり、かなり好きな部位でした。レバごま塩に匹敵する旨さだった。

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もつ煮込み(350円)も忘れずオーダーしておきたい。実は「煮込みライス(300円)」という、考えるだけで”うまい認定”のメニューもあるのだが、心に潜む糖質怖いおばけのせいで注文したためしがない。いつか、いつか。

「煮込豚足」などもあり、お願いしてみたのだが入荷されていなかった。四文屋さんに休日の早めの時間に行くと、この現象にわりとよく遭遇する。串ものも、前述の「のどがしら」や「タンすじ」などはなかった。充実したバリエーションを望むなら、平日の夜の訪問がよいのだろう。

写真を撮り損ねたが、冷製の「豚レバ(200円)」もおいしかった。わさびが添えられているのが、グッとくる。キャベツに添えられていたマヨネーズと一緒にちびちび、酒のつまみにしてみた。ワサビマヨ、それもまた旨し。居酒屋のマヨネーズってなんで家のよりおいしく感じるのだろうか。

混み合う店内は常時満席。席は狭いので、あまり大きな荷物は持ち込まないほうがよい。お酒をあまり飲まなかったせいもあり(2人で3杯)、お会計は3,300円。ふたりで、ですよ。信じられん。座って飲んで食ったのですよ。

某立ち飲み店など、「安いんだからこのくらいのもてなしで我慢しやがれ」といった雰囲気のお店もあるなか、スタッフのみなさんがとても気持ちよく振る舞ってくださるところも、四文屋さんの魅力。海外出身の方も多く在籍しているが、みな、ハキハキ、きびきびとしていて元気が出る。それが決して押しつけがましくなく、「おもてなし」感を出していないところがいい。

仕事で妙に気を利かせようとしてカリカリするのは本末転倒だなと自らを省みる。己の仕事を一生懸命に。日曜夕方、サザエさんシンドロームは四文屋さんのおかげで乗り越えられた気がする。

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