言いたいことやまやまです

自意識過剰なアラサーOLの言いたくても言えないこといろいろ(食ネタ多めで)。

浅草「ペリカン」の食パンにオイルサーディンを敷き詰めて焼いた【明るい快食推進協会(仮称)】

yamama48.hatenablog.com

女だが大食漢である。でも、デブになりたくない。

ダイエット界で古来より伝わる「夜食べると太る」という言い伝えに則り、今月から「お天道様のあるうちに大いに食し、夜は控えめに」というスタイルを採用している。

さて、前掲の記事では”とある日の朝ごはん”として「オイルサーディントースト」の姿を掲載した。

f:id:yamama48:20170710204723j:plain
▲オイルサーディントースト

実はこれ、浅草の老舗食パン店「ペリカン」のパン。食した思い出を綴ります。

昭和17年創業の食パン・ロールパン専門店「ペリカン」

f:id:yamama48:20170720064004j:plain

浅草・田原町にある、食パンとロールパンだけを売るパン屋さん「ペリカン」のことは、テレビや雑誌でご存じの方も多いのでは。

今年10月には渋谷・ユーロスペースにて映画『74歳のペリカンはパンを売る。』が公開されることもあってか、先日も夕方のニュース番組で紹介されていた。昨今の「パンブーム」もあいまって、お店の前は行列ができ、あっという間に売り切れてしまう。予約販売もしているのだが、対象は食パンのみ。だから「食パンとロールパンのお店」なのに、ロールパンの姿を見たことがない(午後からの販売だそう)。

日・祝定休。8時~17時の営業なのでサラリーマンにとっては土曜がチャンスということになるのだが、それは私に限らず皆に言えることであるため、土曜の朝は行列ができる。予約しなければ買うことができない。

前述の写真は、金曜の朝9時ごろに撮影した。有休をとった朝にふらりと出かけたら、行列がないではないか。これが平日の力か、買うしかない、と手に入れたのがこちらである。

f:id:yamama48:20170720063947j:plain
▲左:1斤(380円) 右:1.5斤(570円)

f:id:yamama48:20170720063940j:plain

パンの魅力もさることながら、「ペリカンロゴ」のかわいらしさにノックアウト。セロテープ、欲しい。

巷でどんなにマスキングテープが流行ろうとも、フェリ○モが怒涛の「マスキングテープの会」を発足させようとも、流行りすぎて「マステ」と略され、それを「マスチ」に空目して小林製薬「マスチゲン」のことをつい思い出してしまうほど興味がなかったのに、このセロテープは欲しくなってしまう。

f:id:yamama48:20170720063954j:plain

こんなかわいらしい紙袋に入れてくれる。何枚も欲しくなる。ショップ袋は取っておく派です。(もはやショップ袋富豪の領域)

1斤の食パン

f:id:yamama48:20170720063931j:plain

iPhone6と比較するとわかるが、面積はコンパクト。

f:id:yamama48:20170720063924j:plain

炊飯器はなくともパン切り包丁はある、そんな1人暮らしを8年以上続けてきた。この包丁こそまさに「伝家の宝刀」……。鮮やかな手さばきで等分カット。食べきれなかった分はラップにくるんで冷凍庫行きだ……

いや、ちょっと、待って。

食パンを1斤まるまる入手したからこそできることが、ある。

食パンを器に

箱根・強羅の喫茶店「ぱんのみみ」の名物「パングラタン」に代表されるような、「食パンの白い部分を少しくりぬいて、器に見立ててそこにスープ類を注いでオーブンで焼いた料理」が、いまなら作れる。パンはまだ3分の1斤程度残っている。やるぞ!

f:id:yamama48:20170720063916j:plain

切れ込みを入れて、

f:id:yamama48:20170720063909j:plain

むしり取る(フワフワでおいしかった)。完璧。

 

 

グラタンもシチューもカレーもないけれど、何、入れよう。

 

ドラえもんの四次元ポケット大掃除の如く、家じゅうを「あれでもない、これでもない」と散らかしながら見つけ出したのが、

f:id:yamama48:20170720063901j:plain

めーいーじーやーのー、オイルサーーーーディンーーーーー(のぶ代調)。

大切に取っておいたけれど、キミに決めた!

f:id:yamama48:20170720063853j:plain

パンの中に入れる必要はない気がしてきた……けれど、そんな誘惑には負けられない。初志貫徹。イントゥ・食パン。

……いや、だめだ。

シチューやグラタンといったネッチリ系スープと異なり、オイルサーディンのオイルはサラッサラ。これをパンに入れてからオーブン(ヘルシオ)に入れても、焼き上がるころにはオイルがパンに浸透しまくってしまうのではないか。

 

よし、別々に調理して最後に合体させよう。

 

とりあえず、食パンはオーブンに入れて焼き始める。

その間にオイルサーディンを温めよう。ドラマ「侠飯」でやっていた、缶詰を直火で温めるのをやってみたかったんだ。コンロの上にそのまま乗っけて、加熱。ハイキング中のごはんみたいで憧れていたんだ。

f:id:yamama48:20170720064127j:plain

▲これです

でも、缶のサイズがコンパクトすぎて五徳に届いていない……左右の五徳がささやかに缶を支えてくれるけれど、沸騰したオイルがだらりと火元に垂れたら悲惨なことになりそうだ。ここは潔く撤退する。

f:id:yamama48:20170720064104j:plain

グラタン皿に乗せて、ぐつぐつやることにしました。

このままクラコットとワインのお供にして終了させたい気もするけれど、初志貫徹で。

 

f:id:yamama48:20170720064056j:plain

焼き上がった食パンとオイルサーディン。

 

f:id:yamama48:20170720064047j:plain

みっちりと、敷き詰める。

 

f:id:yamama48:20170720064040j:plain

オイルをかける。さらにスライスチーズを乗せてフタをして、

 

f:id:yamama48:20170720064032j:plain

オーブンの予熱でとろけさせる。

 

オイルサーディントースト、できあがり

f:id:yamama48:20170720064024j:plain

完成!

f:id:yamama48:20170720064016j:plain

f:id:yamama48:20170720064009j:plain

f:id:yamama48:20170720064136j:plain

とてもおいしかったけれど、見た目は割と悪夢のような感じになってしまったな。

 

f:id:yamama48:20170720064120j:plain

お分かりいただけるだろうか、オイル浸み浸み部分。これとイワシとチーズが一緒になるだなんて、(見た目はさておき)幸せなひととき。

しょっちゅうお邪魔している「喫茶アメリカン」のパンがほのかに甘いのに対し、ペリカンのパンはパンそのものの主張が控えめな印象を受けた。おかずを引き立てる、黒子に徹したパン。たとえどんな役者であろうと、その舞台を完成させてしまう力があるのだろう。だってオイルサーディントースト、すごくおいしかったもの。

ちなみにこれ、月曜日の朝食。ものすごく気持ちがたかぶり、テンションアゲアゲで出社できました。仕事にもよい影響が及んだ……はず。

引きつづき明るい時間の快食活動を続けてまいります。

参考記事URL 

【Pelican】東京浅草の老舗のパン屋ペリカン 03-3841-4686 創業1942年

浅草で74年、地元に愛されるパン屋『ペリカン』 | PARIS mag パリマグ