言いたいことやまやまです

自意識過剰なアラサーOLの言いたくても言えないこといろいろ(食ネタ多めで)。

新大久保のインドネシア料理店「メラプティカフェ」の本気が知りたい

 

※本日の目次

■ハラルって?

■新大久保はイスラムムード!インドネシア料理店を訪問

■100%ハラルのインドネシア料理

■1回だけの訪問じゃ、わからない

 

 

■ハラルって?

 

昨年の訪日外国人数は過去最高(1300万人以上)だったという。
マレーシアやインドネシアなど、イスラム教徒が多い国からの訪日者数も増えている。

それに伴い「ハラル」という言葉を掲げるレストランが増えた。

 

イスラム、と聞くと「豚肉はだめ」というイメージをお持ちの方も多いのではないだろうか。

イスラム教では豚、酒などは不浄のもの(ハラム)とされ、口にすることができない。

前述の「ハラル」はその逆で、「合法なもの」「許可されたもの」を意味する言葉だ。

「100% HALAL」といった記載があるレストランは、イスラム教の教典にのっとった「OK食材」のみを扱っている、ということになる。

鶏、牛、羊などのお肉や、野菜、魚などは「ハラル」。

ただし、酒が不浄のものである以上、みりんなどの調味料はNG食材である。

その他不浄のものとして「血液」もあり、肉はその屠殺方法も重要なポイントになってくる。

 

さらに「不浄か否か」の細かな判断は宗派や地域、個人に委ねられている点も多く、ひと口に「ハラル食」と言っても、それが本当にハラルなのかどうかの判断は難しいようだ。

 

※ご参考:一般社団法人ハラル・ジャパン協会

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※ざるそばにも「ハラム」がいっぱい(赤いものはNG食材)/昨年秋、銀座のイベントにて

 

■新大久保はイスラムムード!インドネシア料理店を訪問

東京・新大久保駅。
かつての「韓流一色」の雰囲気は薄まり、いまや多国籍ムードが漂う街である。

ハラル食品を扱うマーケットも数軒かたまっており、その一角に、この度訪れたインドネシア料理店「メラプティカフェ」がある。

 

イスラム圏の食事情に明るい方から「インドネシア人のお客さんでいっぱいの、なかなかディープなお店」とご紹介いただいたのだ。

インドネシアにはイスラム教徒が多く、このレストランもまた、ハラルフードを提供するお店だという。

学生時代の先輩とともに、女2人、少々の緊張をもって赴いた。

 

 

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駅出口を出てすぐ、この看板を発見。

デカデカと「HALAL」なる文字が書かれている。

 

 

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看板が指し示すビルが、こちら。

1階はお好み焼き「おうさか苑」、2階はネパール料理「MOMO」。

いずれも人気店のようだ。

 

年季の入ったビルの階段を3階まで上り、到着。

待ち構えていたのは異国情緒漂う謎の赤い扉であった。

 

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この赤い扉が、インドネシアへとつながっている・・・。


よし、と意を決してドアに手をかけたものの、立てつけが悪く、やや体当たり気味に扉を開ける。

 

薄暗い店内から「いらっしゃいませ」と女性店員さん。

インドネシアの方だと思われる。

18時ごろという早めの訪問だったこともあり、20席程度のこじんまりした店内に先客はなく、お店の男性がひとりと、男の子がひとり。ご家族なのだろうか。

店内の大きなテレビで、テレビ東京の「土曜スペシャル」を視聴していた男性は、音声ボリュームを下げながら、どこでも好きな席へ、とジェスチャーしてくれた。

その傍らにいた男の子は微動だにせず、PCで動画を視聴中。

 

さて、店内を見渡す限り、2人掛けにピッタリの席は

 

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この、誰でも花を背負える席しか見当たらなかったので、こちらに腰かけることにする。

当然ながらオール造花。

まことに恐縮ながら造花には埃っぽいイメージがあり、ちょっと、苦手。

いや、ここは郷に入っては郷に従え!

背筋伸ばし気味に着席である。

 

■100%ハラルのインドネシア料理

 

席に着くとすぐ、男性店員さんがメニュー表を持ってきてくれた。

 

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12種のメニューはいずれも1000円前後で、ごはんは250円の別料金。
現在糖質制限ダイエット中ということもあり、このシステムはありがたい。

 

マンガで分かる肉体改造 糖質制限編 (ヤングキングコミック)

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 ※愛読中

 

カレー、ナシゴレン、ミーゴレンなど、見たことのあるメニューも並ぶなかでひときわ興味を惹かれたのが「インドネシアン・コロッケ」

中身はどんなものなんだろう。

 

「インドネシアン・コロッケって何ですか?」

「ジャガイモ」

 

ジャガイモ、すなわち炭水化物
わかってはいたけれど、やはりここは避けておくべきメニューなんだろうな・・・。

 

「量も、多いし・・・」

 

そんなつぶやきに、店員さんはすかさず応じてくれた。

 

「1皿、3つだから、大丈夫」

 

え、3つ・・・?

メニューから想像していた量と、違う。

 

だって、

 

メニューには・・・

 

 

  

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この写真で「3つ」を見抜ける人がいたら、問答無用でエスパー認定だ。

・・・でもこのギャップ、嫌いじゃないぞ。

  

ひとまず我々は

 

・牛肉スパイシーじっくり煮込(1200円)+ライス(250円)
・焼き魚(1350円)

 

を、お願いすることにした。

当然ながら魚の正体は不明である。

インドネシアン・コロッケの真実を知った我々の期待値は高まるばかりだ。

 

ちなみにハラル食のレストランなので、お酒の扱いはない。

(お願いすれば、インドネシアのビールを出してもらえる)

マンゴージュースなど、各種フルーツジュースがあるようだったが、聞き慣れない「アボカドジュース」に興味津々。

なにせアボカドといえば低糖質食材の代表格!

ということで、合わせて注文することにした。

 

ミキサーのゴリゴリ音が聞こえてから間もなくして、テーブルにジュースが届けられたのが、こちら。

 

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真ん中に、アイス「パナップ」の如く、何らかのソースが注入されている。

 

 

グリコ パナップマルチパック6個入×8入

 

※ご参考(パナップ)

 

 

聞いてみればチョコレートだと言うではないか。

  

・・・せっかくの低糖質が!

 

 

いや、これこそが現地流。

インドネシアではアボカドとチョコレートの食べ合わせもアリなのか、なんて感心しながらグイと飲んでみれば、なるほどまったりとおいしい。

久々に甘味を口にできたこともうれしかった。

ストローでぐるぐるとかき混ぜていると、男性店員さんがそっと、「混ぜにくかったら」と先割れスプーンを差し出してくれた。やさしい。


そんなあたたかい店員さんは、メタリカのTシャツが似合っていた。

こうこうと輝くテレビ画面には、照英が映し出されていた。

造花、メタリカ、照英。

不思議な雰囲気に包まれながらすするアボカドジュース。うむ、美味である。

 

そこからはじっくりと料理を待つことに。

薄暗い店内、読書で時間を潰すのは難しそうだ。

ぼーっとするか、スマートフォンの鬼となるか、照英を観るか。

幸い同行してくれた先輩がいたため、今回は楽しい時間を過ごすことができた。(照英の番組もおもしろそうだったけれど)

談笑しながら待っていると、やっと焼き魚と牛肉煮込みが登場。

 

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左が牛肉、右が焼き魚。

おいしそう!


・・・なのだが、焼き魚はさておき、牛肉煮込は想像とだいぶ異なるフォルムで、少々面食らう。

 

 

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※想像していたフォルム

 

それぞれに味はとてもおいしい。

ココナツ風味というのだろうか、まろやかな味わいとともに、牛肉はあとからじわりと辛味を感じる。

焼き魚も日本のそれとは違い、焼いた魚にオリジナルのソースがかけられている。
これがまたおいしく、ごはんにソースをなすりつけて食べたらもっとおいしいはずなのだ。

糖質制限中の我が身を呪った。

しかし、いずれも1200円超えしていると思うと、なんだか素直においしいと言い切れない・・・。

いや、すべては我が懐事情ゆえなのだが・・・。

 

 

■1回だけの訪問じゃ、わからない

 

おいしく完食したものの、どこか物足りない。

おつまみ的なものがあるでもなし、私たちは2軒目に向かうことにした。

お会計を済ませながらふと壁を見ると、インドネシア語だろうか、アルファベットのメニューが。

 

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あれ・・・

 

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リコメンドメニューだけで、12種以上ある!!!

 

 

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※我々の選択肢(12種)

 

そうか、ここはやはりインドネシアにゆかりのある方をお連れするべきだったのだ・・・。

大変おいしかったし、インドネシアの料理をもっと知りたい。

私たちには見せなかった側面、このお店の本気を知りたくなった。

 

かといって、そんなに気軽に「インドネシアにゆかりのある方」を見つけられる自信もないので、まずはランチタイムに再訪してみようか。

マトンカレーやナシゴレンなどが、ライスとドリンク込みで500円〜1000円程度でいただけるらしい。

 

もう少し遅い時間だと、インドネシア人のお客さんでいっぱいになるようだ。

そんな雰囲気を味わうのもいいかもしれない。

 

いずれにしても、「インドネシア人の友だちがいます」という方にぜひとも足をお運びいただきたいお店である。

 

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