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言いたいことやまやまです

自意識過剰な三十路OLの言いたくても言えないこといろいろ(食ネタ多めで)。

沖縄の海に臨むレストラン・マリブハウスで「イチロー(選手)に食べてもらいたいカレー」に驚く

食事処 食事処‐沖縄

昨年の9月、沖縄に行った。

「高良食堂」のソーキ汁に、ねーねーに癒される「さかえ」の羊肉
いずれも最高においしかった。
しかし、そんな名店をもしのぐ存在感を放っていたのは、1軒の海辺のレストランである。

その名も、「マリブハウス」

ここには、陽気な店名からは想像できない混沌が詰まっている。

tabelog.com

はじめに言っておくが、方針転換により、現在はステーキを出さないお店になっている。

マリブハウスとの出会いは偶然だった。
シーカヤックで遊ぼうとしたところ、乗り場の目の前に、マリブが鎮座していたのである。

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一瞥しただけで、屋根に佇む大きな自由の女神像が視界に飛び込んできた。
鼻孔をくすぐる「俺流」の香り・・・東銀座の「喫茶アメリカン」に匹敵する、否、それ以上の大いなるパワーを感じる。

よし、この外観が訴えかけてくるメッセージに対し、ひとつずつ合いの手を入れていってみよう。

1)店名

  • 海とシネマが巡り会う店
  • 映画ポスターの博物館のようなレストラン
  • ヘルシー・フード・レストラン マリブハウス

 

店名だけでこの説明量。ざわつくじゃないか。

2)カレー&シチュー推し

  • イチロー(選手)にも食べてもらいたいカレー
  • キム・ヨナ(選手)にも食べてもらいたいシチュー

が名物のようだ。

「あのイチロー選手もおすすめする○○!」のような広告は幾度も見たことがあるが、「食べてもらいたい」という願望をウリにしてしまうとは。こういう攻め方もあるのか。


3)とにかく健康になってほしい

写真中央の看板を見るに、映画ポスターの充実ぶりとともに、健康食がレストランの軸のようだ。
看板制作にあたり、文字がきれいに並ぶよう、念入りに下書き罫線を引いたことが伝わってくる。ていねいな仕事ぶり。

イチローカレー&キム・ヨナシチュー以外のメニューも見てみようと近づいてみた

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「室伏メニュー」まであるじゃないか。
あ、でもこちらは「食べてほしい」の法則を適用してない・・・。

もはやここまで来てしまったら後には引けない。
試しに振り返ってみたら、沿道にもマリブハウスの刺客が。

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写真中央あたりに佇む「休憩しましょう!!」の看板が、「かかってこい!!」に見えてきた気がしなくもないぞ。

こりゃシーカヤックどころではない。レッツゴーマリブである。

意を決し、入ってみることにした。

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インパクト抜群の「ゴシック体、赤文字、黄マーカー」の張り紙に出迎えられる。
ドアノブに手を伸ばせば「イセエビ&ステーキ肉・魚料理等販売しておりません!!」の文字。

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「不動産関係のチラシお断り!」と同じビートを刻んでいる。

ちょっと唾を飲みこんで、「たのもう!」と言わんばかりの気合いでドアを開けると、拍子抜けするほど普通(やさしい)の女性店員さんに出迎えられた。
正直、健康について熱く語られたらどうしようという想いも抱いていたので、大変安堵した。

彼女はおだやかに、それでいてさっぱりと、お好きな席にどうぞー、と案内してくれた。そして適当に腰かけた私の元に、お冷を持ってきてくれた。健康トークなし。よかった。

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オモテにデカデカと「映画ポスターの博物館のようなレストラン」(長い)と謳うだけのことはある。
映画好きの方はときめくんじゃないだろうか。圧巻の店内である。

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この日は悪天候だった(のと、私の写真音痴ぶりが半端ない)ためひどい写りなのだが、さすが海岸のレストラン、眺めも最高。

そこかしこに潜む「俺流」の欠片に目を向けなければ、デートスポットにもなろう。
ただ、「目を向けない」というのは・・・ジェダイの戦士以外、たぶん無理。

席に着くまでの間にも、

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こんな看板が。
「いい言葉」系かなと思ったのだが、よく読むと著者の決意表明である。
Google検索してみたのだが、翁長さんはおそらく「お店の方の知り合いの一般の方」だ。ちがったらすみません。

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こちらのプレスリーにも、つい目が奪われる。
なかなかいい雰囲気なのだが、ポエムがけっこうピュアというか、あどけないというか、うーん、言葉を選ぶのが難しいが、まあそういうかんじなのだ。

真下に張られた手紙のようなものを読んでみた。
それでやっとわかったのだが、このプレスリーは30年以上前、当時高校2年生だったどなたかが「詩とイラストレーション」という学校の課題として制作したもののようなのだ。

ポエムはさておき、絵、うますぎ。

残念なことに作者はこの絵を描いた数か月後、病で亡くなってしまったそうだ。
お店の方のお知り合いだったのかな・・・。

こんな具合で、とにかく店内の至るところに映画や名優の絵・写真・ポスター、ときに学校の制作課題がたっぷりと飾られている。

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でも、そう思って油断していると

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健康訴求アタックを決め込まれるので、臨戦態勢は保ち続けておきたい。

そんなマリブハウスの忘れられないメニューの数々は、次の記事をご参照ください。
(魅力が多すぎて、1記事にまとめられなかった!)

yamama48.hatenablog.com

 

「行ってみたいお店・レストラン」by みんなのごはん
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/gnavi201512