今週のお題「アイス」
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「ナポリタン味」で話題をかっさらっていった「ガリガリ君」。
衝撃シリーズ第2弾「クレアおばさんのシチュー味」でハウス食品とコラボした赤城乳業さんは、ついにメーカー同士というレベルを突破し、セブンアンドワイグループとコラボしたというのだからすごい。
セブンイレブンおよび首都圏のイトーヨーカドーで限定発売されている「ミルクたっぷりとろりんシュー味」のことである。
4月22日に発売され、既に1か月以上も経過しているこの商品。
いまもちゃんと、セブンイレブンで売られている。
(イトーヨーカドーは未確認)
暑い、暑い、真夏日。
バス停近くのセブンイレブンでついにこの商品を購入し、バス待ちのベンチに座って食べた。
なにしろオリジナルの「ミルクたっぷりとろりんシュー」自体が異常においしい。
コージーコーナーのジャンボシュークリームの次においしい。
ファミリーマートのそれとは比べ物にならない。
「コンビニのシュークリーム」と一括りにされては困るのだ。
(ファミリーマートには本当に改良を求めたい。シューが薄く、やわらかすぎるために、パッケージ内で既にシューに穴があき、クリームが飛び出ていることしばしば。
クレームをつけられる従業員もたくさんいるだろう、気の毒だ)
そんなハイクオリティなセブンイレブンのシュークリームを、衝撃シリーズで四方八方から駄目出しを食らってしまったガリガリ君が再現できるのだろうか。
■実食
164キロカロリーで済むのもありがたいし、当たればオリジナルの方のシュークリームがもらえるというから素晴らしい。
当てに行きたい。
シューを意識してか、茶色い氷である。
少し噛んでみる。
なるほど、シューを表現しようとしていることが伝わってくる。
ちょっと香ばしい味。
もっと噛めば、とろりと飛び出るカスタード。
これはすごい。
味も、オリジナルのとろりんシューに入っているカスタードそのものだ。
どんどん噛み、カスタードを吸い、
食べきった。はずれた。
■感想総括
それはもう、ハイパーうまい、と絶賛したい。
さすが天下のセブンアンドアイグループさんの監修を受けているとあり、シュークリーム再現力がすごい。
さぞやご担当者はご苦労を重ねたことと思われる。
たった150円でこれほどの幸せを分け与えていただけることに、感謝の念をいま一度送りたい。感謝。
価格は上述の通りで、80円ではない。ほぼ倍の値段だ。
「ガリガリ君リッチ」シリーズの定価が120円ということを考えると、強気の値段設定である。
新たなプレミアムラインとして「スイーツなガリガリ君」というシリーズを自称しているが、コラボレーションの内情を想像すると・・・うーん、どうなっているのだろう。切ない展開でないことを祈る。
ちなみに、オリジナルの「とろりんシュー」は110円。
かの「うまい棒」もプレミアムと称して、オリジナルの倍の価格で売っているシリーズがあるこのご時世、値段のことを気にするのはやめにしよう。
※こちらは倍の価格でも20円
■おいしさの理由
このレポートを書いた目的といえば「この商品が売られていることのリマインド」のほかにない。
発売当初はそれなりに話題になっており、そのころに人気ニュースサイトたちがこぞって記事を書いている。
正直言って、カロリーのことも中身のクリームのシズル感のことも、全部下記の記事で詳細にわかる。
いま私が加えられる情報などないのだ。
ガリガリ君がスイーツとコラボした「ミルクたっぷりとろりんシュー味」を食べてみた - GIGAZINE
【感動】本日発売の「ガリガリ君シュークリーム味」はちゃんとシュークリームの味がする / こういうのを待ってたんや!! 赤城乳業さん! | ロケットニュース24
新たな情報に埋もれ、この大変においしいガリガリ君の存在が忘れられていくなか、本記事をきっかけに思い出していただけたら幸いである。
それともうひとつ「リマインド」を。
写真の見た目以上に、「外で食べる安いアイスはうまい!」ということ。
各種レポート記事を書いた誰よりも、「暑い日のバス停のベンチ」というロケーションで食べた私が、この商品をおいしくいただくことができたはず。
ごちそうさまでした。