言いたいことやまやまです

仕事をやめ、誇りを持って主婦として生きることにした1985年生まれ。金儲け臭ゼロのブログで生きざまを書き綴っています。お金はいつでもほしい。

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毎日更新が5ヶ月で途切れたことを機に「私にとってのブログ」を考えた

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ブログの毎日更新にひそかにしくじり、11月2日、私の管理画面に表示されている「連続更新日数」は「1日」となってしまった。

寝ぼけ眼をこすりながら必死で書き、23:55ごろに公開ボタンを押したはずだったのだが夢の中のできごとだったらしい。翌朝起きてみたら、書いた記事は虚しく「下書き記事一覧」に表示されていた。 

ブログ塾に6月に入塾し、9月に卒業するまでの4か月間もの間、毎日更新していたのに。この夏は仕事が少し増え、心が折れそうになったけれど更新し続けたのに。すんごくつまんない記事もあるけれど、プライドを捨てて更新したのに!!!

目次

「毎日更新」がくれたもの

ブログ塾では更新頻度が大切だというアドバイスがあった。その理由としてのSEO対策だとか、ドメインが強くなるだとか、そういうことは私にはよくわからない。だからそのあたりのことは期待していない(本当は結構期待していたけれど、今となっては、そのときの自分を浅はかだったなあと思う)

それよりも「ブログを毎日更新するということは、アスリートが毎日トレーニングするようなものなのだ」という教えに共感した。いざというときに力を出せるように、「よし書くぞ」と意気込まずとも文章を紡ぎだせる体質を作っておく、という考え方だ。

私はもともと、「週に1度更新できたらいい方」くらいのスローペースでブログを運営していた(代わりに無駄に長く、熱い)。入塾前は週3ペースでの更新を心がけていたが、それでもヒイヒイ言っていたくらい。毎日更新なんてできるんだろうかと不安になりつつ、「高い受講料を払っているんだから、なにかチャレンジしなきゃ勿体ない」と宣言記事を書いたのは6月のことだった。

【日記】ブログの毎日更新にチャレンジしてみます - 言いたいことやまやまです

どうなることかと思いつつ、毎日更新できてしまった(10月末まではね!)。最初は眠る時間を削って執筆時間を設けていたけれど、だんだん睡眠時間を元に戻し、ハイスピードで記事を書き上げられるようにもなってきた。

……が、記事の質が向上しているかというと、そうでもない。

さすがに毎日外食をしているわけではないので食レポ記事ばかりというわけにもいかないし、本当に時間がなくて「うおーねむい、以上」みたいな内容になることもあった。むしろ、記事のレベルが下がっているとも言えるかもしれない。

でもいま、私はそれを「”毎日更新生活”がもたらしてくれた”ヨカッタこと”」だと考えている。

当初はブログ塾でどんなに「質より量より更新頻度」というスローガンを唱えられても、「とはいえ3行日記なんて公開できるかよ!」と思っていた。プライドが許さなかった。

だって、そんなの読みたくない。見ず知らずの一般人の3行日記なんて読みたくない。興味がない。若かろうが年老いていようが、みんな忙しいのだ。限られた24時間を、私の3行日記のために割いてくれるはずがない。だから「ブログ毎日更新生活」のスタート時はしんどかった。「”一般人のつぶやき”じゃだめだ、なんとかして”情報”にしなければ……!」と意気込んでいた。

そんな気合も、毎日更新を繰り返すうちに薄れてきた。ちゃんとした(つもり)の食レポや、愛用品の使用レポなど、一生懸命「情報」をつくることに単純に疲れてしまったのだ。

「ちゃんとした情報の発信(質)」「毎日更新(量)」か。体力的に両立がつらい、という段階になって私が選んだのは後者だった。ブログ塾の生徒である期間は、絶対に、なんとしても、つまらない記事でも、毎日更新する。”毎日”に対する決意は自分の中で意外にも強固なものだったらしい。

徐々に、とてもじゃないが”情報”とは言えないような記事を書く機会が増えてきた。そのことに歯がゆさを感じることもなくなってきた。プライドはどこか遠くに落としてきてしまったようなのだ。

ありふれた日常を笑ってほしくて、書いている

丸腰になった今、思うことは、「私は”情報”を発信している」という想いこそが、自意識過剰で恥ずかしいものだった、ということだ。

エッセイストに憧れて始めたブログ活動だったはずなのに、いつからか

「見知らぬ一般人のエッセイなど誰にも求められていないのだから、読んでもらうためには何か”情報”を発信しなければ」

と息巻いていた。「アフィリエイト」なんてものを知って、その傾向は加速していた。

でも結局、ブログ執筆欲の根っこは「エッセイ書きたい」なわけで、自分の感じたままに、主観モリモリで言葉遊びしつつ、ガジェット使用感レポートを書く……みたいな、エッセイなのか情報記事なのか、非常に中途半端な記事が乱発されていたという事実。「ちゃんとした情報」なんて発信できていなかったのだ。

「毎日更新」の生活を送るうちに、朝、出勤途中で見かけた電車の広告への文句だとか、いかにして会社で豚足を食べるかを考えていたこととか、どうしようもない記事を書いているときの方が、充足感を覚えている自分に気づいてきた。

そうだ、そうだ。私はもともと、「ちゃんとした情報」を発信したかったわけじゃなかったんだった。日常のありふれたことを面白く書いて、どこかで誰かが鼻で笑ったりニヤついたりしてくれることが嬉しいんだった。

どこにでもいそうなアラサーOLの日記なんて、需要がないのは百も承知。検索にもひっかからないでしょう。アフィリエイトなんて夢のまた夢で(豚足のバナー広告が貼れるなら儲かるやもしれん)、広告記事の依頼などもなくなることでしょう。あーあ、金持ちになりたいナー!

でも、金儲けのためにやりがいを殺すのはもう、やめやめ!

これからも、ごく、ごく、普通の、食い意地が張ったアラサーOLの戯言が書き綴られていくだけのブログです。でも万が一にもそれをおもしろい、興味深いと思ってくださる方がいらしたら、それはお小遣いを稼ぐことよりもはるかに嬉しいこと。もうアクセス数で一喜一憂するのは終わりです。

最後にひとこと書いておくと、

5か月間程度ブログを毎日更新したところで、最終的にはアクセス数はなんも変わらなかったです!!!!!

「とりあえず毎日更新しなきゃアクセスは増えない、お金が稼げない」と思い込んでいる方は、ご注意を。毎日更新+αの努力が大事。

それでも今日もメシを食う

鶏もも肉、むね肉に続き、肉のハナマサでの購入機会が多い「チグチ」。豚の喉がしらの肉だそうで、250g198円という安さ。

タンや砂肝のようなシコシコサクサクした食感で、微かなホルモン臭が特徴的。苦手な人もいらっしゃるでしょう。

いつもは焼いて味塩こしょうを振りかけて終了だが、この日はボイルしてお弁当にすることにした。

お弁当作りの前日の夜、醤油、酒、みりん、チューブの生姜を何も考えずに適当に入れて揉み込み。みりんを入れたのは「料理できる人の気持ち」になれるからだ。

翌朝、ジップロックのまま熱湯へ。沸騰したところで火を止め、そのまま放置しておいた。その間に化粧など朝の支度を済ませてしまう。

最終的にこんな。

上から撮影するとインスタ映えすると聞いたことがあったので。

ところでこのチグチ、表面にぽつぽつと穴のようなものがあり、それを見ていると仮面ライダーとバルタン星人のことをなぜか思い出してしまうのだ。こういう怪獣、なんらかいた気がする。

切り刻んで、ジップロックコンテナへ。これが私のお弁当のすべて。おかず?ごはん?そういう次元で弁当を考えていてはだめだ。弁当とはもっと自由で、形式ばっておらず、みんな違ってみんないいのである。

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」