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言いたいことやまやまです

自意識過剰なアラサーOLの言いたくても言えないこといろいろ(食ネタ多めで)。

銀座でも食べられる!井之頭五郎もハマったチーズクルチャ

 

最近「インド料理」を専門とするお店に伺い、「インドの定食」と称される「ミールス」なるものを昼食にいただいた。

 

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いろんな料理がちょっとずつ。

インド料理のランチメニューといえば、「カレー1~2種とナンで890円くらい」というイメージがあったので、とても新鮮だった。

 

そして思う・・・南インド料理とは何なのだ、と。

北インド料理とどう違うのだ。

 

 

■アナムと印のジョージ

 そんなときに出会った、料理長が南北両方のインド料理に精通しているというお店、アナム。

スタッフの方々も日本語が堪能とのことなので、お料理をいただきながら、気になっていた「インド料理の南北差」について聞けるはず!

 

食べログを読んでいると、日本語が堪能な店長さんはジョージ・クルーニー似らしい。

インドのご実家ではホテルを営んでいるらしく、その接客の丁寧さが好評のようだった。

ジョージ・クルーニーがもてなしてくれるインド料理店・・・。

ジョージ・クルーニーに教えてもらう南北インド料理・・・。

楽しみな気持ちが止まらない。

 

お店は銀座5丁目にある。

東京メトロの銀座駅A3出口が最寄りだ。

新橋方面に歩いていくとみずほ銀行があり、そちらを左折してすぐの「ファイブスタービル」4階である。

 

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※さすがはスター(クルーニー)の店が入居するビル

 

 

■チーズクルチャ、欲しいっチャ

 

13時過ぎにビルの4Fに着くと、きれいな店内はガランとしていた。

 

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先客はおらず、BGMもなく、静まりかえるフロアに響くのは厨房からの音のみ。

クルーニーが中から出てくることを心待ちにしたが、現れたのは、クルーニーというよりオバマ大統領?いや、デンジャラスのノッチ?いや、違う、誰だ・・・あー、いるんだよなあ、似ている人・・・あー、誰だっけ。

 

とにかく、クルーニーではないスタッフの男性だった。

ネスプレッソのCMよろしく、「ジョージ・クルーニー イズ インサイド」なのだろうか。

 


In The Name of Pleasure Nespresso Commercial ...

 

店員さんはカタコトの日本語でぎこちなく客席に案内してくれ、ぎこちなくお冷を持ってきてくれた。

接客には不慣れなようで、お冷を丁寧に置こうと心がけたばっかりに、テーブルの上の一輪挿しのようなものが倒れかけていた。

 

出会って5分足らず、彼のひたむきな姿に応援の気持ちが止まらない。

・・・が、南北インド料理の違いに迫るのは厳しそうだ。

それはまたの機会にするとして、食べるものを考えよう。

 

ランチメニューを見てみれば、その種類はなかなか幅広い。

定番の「カレーとナン」タイプもあれば、インドの炊き込みごはん「ビリヤニ」も。

 

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そんななか、ひときわ心惹かれるのが、

 

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チーズクルチャセット。

 

要はチーズが入ったナンなのだが、現在放送中の『孤独のグルメ Season4』第6話「東京都 江東区 木場のチーズクルチャとラムミントカレー」に登場して以降、興味を持っていたのである。

 

http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume4/story/story06.html

 

さらに、オプションでタンドリーチキンやシシカバブがつけられるようだった。

シシカバブが食べたいが、毎度のことながらカロリー過多な気がする。

よし、せめて、セットに含まれているライスを不要だと伝え、シシカバブは我慢せずいただこう!

 

カレーは2種選べる。

 

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なんだろう、「本日」。

確かめるため、再びあの店員さんを呼び寄せる。

 

「本日のカレーは、なんですか」

「エーット・・・”サーツキ”

「えっ」

「サーツキ」

「サーツキ?」

「サーツキ」

「・・・」

 

私は考えた。1~4のなかから2種選ぶことも可能なのだ。

しかしここは謎を解明したい。

考えろ、インド。サーツキ。

 

・・・アッ!

 

「わかった、”サグ”ね、サグ(ホウレンソウ)」

「チガイマス、ホウレンソウ ト チッキン」

 

そうか・・・

 

サーツキ  = サグチキン!

 

かつて安達裕実は「具が大きい」とCMで言っていたけれど、この度は「グが小さ」かったのだ。わかってうれしい。これは注文せざるを得ない。

 

「じゃあ、チーズクルチャセットで、2番(野菜カレー)と、5番(本日のカレー)ください」

「カシコマリマシタ」

「ライスはいらないです」

「・・・」

 

しまった、伝わっていない予感。

ここは異文化コミュニケーションの肝だ。

ここをしっかり伝えなければ、私はチーズクルチャもライスも食べ、これから注文するシシカバブも食べ、デブへの道を深めることになってしまう。

 

「ライス、ノー」

「OK」

 

うんうん、とうなずいてくれる彼だったが、念には念を入れてもうひと押し。

 

「そう。ライス、ノー」

 

ノー、と言いながら、ダメ押しの両腕エックスポーズをお見舞いである。

さすがに彼もOK、OK、と微笑んでくれた。

最後にシシカバブ(350円)を注文し、完了である。

 

静かな店内に響く、先ほどの店員さんと厨房スタッフさんが交わす異国語。

間もなくして調理音が聞こえてきた。

楽しみだなあ、チーズクルチャ。

 

改めて店内を見渡してみれば、

 

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ピンク色のヒマラヤ岩塩と思しきものと、数々の焼酎がずらりと並ぶ、日印友好の証のようなスポットも。

インド料理と焼酎。夜も楽しそうだ。

 

そうこうしていると、欧米の方と思われるビジネスマン2人組が来店。

彼らは席に着くと、例の店員さんにグルテンフリーのものはどれか、と尋ねていた。

そうか、菜食主義の方々なのだ。

アナムさんはヘルシーなインド料理を提唱しており、ベジタリアンの方向けの料理や、ハラルフードにも柔軟に対応できることを特長としている。

 

相変わらず、店員さんはぎこちなかった。

ガンバレ・・・!

一生懸命さが伝わる彼の背中を見ながら、心の中で声援を送り続けた。

 

■チーズクルチャ、来るっチャ

なんとかビジネスマンチームの対応を終えた店員さん。

厨房の方に行き、オーダーを通し、ニコニコしながらチーズクルチャセットを持ってきてくれた。

 

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・・・あっ・・・

 

 

 

 

 

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ライス!!!!

 

プレートを差し出された瞬間、思わず「ライス・・・」と呟くと、彼はハッと息を飲んだ。

再びプレートを持って、厨房に向かって踵を返そうとしている。

 

「だ、大丈夫!大丈夫!食べる!」

 

申し訳なさそうに再びプレートをテーブルに置き、厨房に戻っていく彼。

ドン米!・・・じゃなくて、ドンマイ!

渾身のエックスポーズも、いい思い出である。

自分に、ドンマイ。

 

追ってシシカバブも到着。

おかげさまで、テーブルの上がてんこ盛りだ。

「食え、そして太れ!」・・・これはアッラーの導きであろうか。

Forever DEBU.

 

さて、この日いただいたお料理をご紹介したい。

 

●サラダ

 

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お馴染みのインド料理のサラダ。

いつもこのドレッシングに疑問を持っていたが、調べてみれば、すりおろしたにんじんの色なのだそうだ。

ヘルシーに聞こえるが、実のところはどうなのだろうか。

おいしいから、いいか・・・。

 

●カレー

 

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左:サーツキ、改めサグチキン(ホウレンソウとチキン)カレー/右:野菜カレー

 

いずれも甘口でドロッとしている。

「いわゆるインドカレー」という表現が適していると思われる。

チキンはモソモソになりがちだが、そこそこの弾力が感じられ、おいしかった。

野菜カレーには、じゃがいも、にんじんなどのホクホク系野菜が入っていたように思うのだが、失念気味である。

 

この、「ドロッと食感」は、南北インド料理の差の大きなポイントのようだ。

 

クルーニーへの質問が叶わなかったため、インターネットにて南北インド料理の違いを調べてみた。

北インド料理のカレーはドロッとしており、ナンとの相性がよい。

一方の南インド料理のカレーはサラッとしており、ライスとの相性がよい。

 

「北インドは乾燥しており小麦栽培に適し、南インドは水が豊かでお米の生育に好都合」というのは紛れもない事実であり、「北はパン・南はライス」と考えるのは妥当な線だと思います。 

(出典:《カレーなるインド》北インドと南インドの違い! - 平凡でも カレー なる日々 - Yahoo!ブログ ) 

 

アナムさんのカレーもドロッとしたタイプで、一緒にいただく炭水化物ははナンに似たチーズクルチャ。

ライスもあるとはいえ、少量であることから、あくまでオマケと考えたほうがよさそうだ。

となると、こちらで提供されているのは北インド系料理が中心なのかもしれない。

ちなみに、日本にあるインド料理店のほとんどが「北インド料理」らしい。

 

●チーズクルチャ

 

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念願のチーズクルチャ!

ナンのなかにチーズが入った一品、だと思っていたのだが、どうも材料が異なるようだ。

ナンが小麦粉を用いているのに対し、クルチャはとうもろこし粉を使用しているという。

(出典:ますます人気沸騰中!「チーズクルチャ」を作ってみよう | クックパッドニュース

 

アツアツの状態でちぎると、中からチーズがトロリ。

チーズの味は「雪印6Pチーズ」系だった。

クルチャの生地には甘みがあり、チーズと一緒にいただくと絶妙のおいしさ!

『孤独のグルメ』で五郎さんがおいしそうに食べていた姿にもうなずける。

 

●シシカバブ

 

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独特の、若干モソモソっとした食感。

羊肉の臭みは感じなかったので、鶏肉などを使っているのかもしれない。

とても食べやすかった。

ただし味以上に、喫茶店チックなお皿とこだわりのフォーメーションに気が取られてしまったので、正確な感想ではないことを謝罪したい。

 

●(おまけ)ライス

 

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図らずもいただくことになった、ライス。

長細いバスマティライスではなく、日本のお米を使っていると思われる。

安定した炊き加減であった。

やっぱり、ごはんっておいしい。

(したがって、残さずおいしくいただきました)

 

■ごちそうさま、また来るチャ

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ドリンクは別途100円、とのことだったので、庶民派の私はおいしくお水を頂戴した。

されど「肉が食べたい」という欲求に勝てなかったため、結局この日は合計1,530円のリッチランチに・・・。

 

店内の雰囲気もよく、チーズクルチャやビリヤニといった料理もいただけるので、ぜひとも再訪したいところ。

なにより、ジョージ・クルーニー店長にお会いせねば気が済まない。

 

※お店情報


Annam (アナム) - 銀座/インドカレー [食べログ]

 

 

 

■番外編:東池袋の南インド料理店「A・Raj」 

 

南北インド料理に興味を持ったきっかけは、ブロガーの皆さんとのオフ会で南インド料理のお店「A・Raj(エーラージ)」に伺ったこと。

 

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※有楽町線 東池袋駅1番出口を出てすぐ

 

こちらでいただいたのが、冒頭の写真でご紹介した「ベジタリアンミールス(1,000円)」だったのだ。

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思い返してみれば、カレーはサラッとしたものが多かったように思う。

真ん中にあるのはパッパドという豆せんべいであり、この下にライスがドドンと控えている。

 

本来であれば、なかなかお目にかかれない「ミールス」を通じてこちらのお店をレポートしたかったのだが、オフ会にド緊張。

店内の雰囲気や味の詳細についての記憶に自信がなくなり、レポートを見送ることと相成った。

 

それでも忘れられない強烈な思い出といえば、

 

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デザートの「グラブジャムン」

写真右にある丸い魔物。

その正体はシロップ漬けのドーナツで、その甘さとスパイス感たるや・・・実に刺激的であった。

 

※下記サイトにドーナツのレポートが掲載されていたので、ご興味があればどうぞ。

@nifty:デイリーポータルZ:激甘!インドのドーナツが世界一甘い

 

それはそうと、ミールス自体はなかなか楽しいお料理だったので、こちらのお店にも改めて伺いたい次第である。

 

※お店情報


エー・ラージ (A・RAJ) - 東池袋/インド料理 [食べログ]

 

 

※その節はありがとうございました!


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ネタの豊富さ、記事更新のスピードには脱帽です。

 


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