読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

言いたいことやまやまです

自意識過剰なアラサーOLの言いたくても言えないこといろいろ(食ネタ多めで)。

「喫茶アメリカン」概論

 

「喫茶アメリカン」は、絶品サンドイッチがいただけることで有名な喫茶店だ。
東銀座の歌舞伎座裏にあり、今年で創業32年目。

f:id:yamama48:20150729102307j:plain

食パン1斤分もあろうかという「パンの極厚ぶり」でメディアの注目を浴び、伝説のサンドイッチ店としての地位を確立している。

 

f:id:yamama48:20150825064443j:plain

yamama48.hatenablog.com

 

メニュー展開

市販の食パン1斤分はあろうかというパンで作るのは、たった2切れのサンドイッチ。
もちろんパンだけでなく、具材のボリューム満点ぶりも見逃せない。
1切れ分を持ち上げたときのサンドイッチらしからぬ「サイコロ」感と、ずしりとした重み。唯一無二の存在感だ。

f:id:yamama48:20150510133426j:plain
※2014年夏に撮影。現在サーモンサンドは販売していない。原料費高騰のためサラダの量もやや減少

セットのサラダとしてレタスの上に乗っているのは、ポテトサラダ・タマゴサラダ・マカロニサラダ・ツナサラダのなかのいずれか(たまに別のものが乗ることもある)。
その日の在庫状況次第でランダムなのだが、いずれも「さっぱりさわやか」とは縁遠い、ガテン系だ。

さらにコーンスープは半固形と称したくなる、とろみの強いもの。
おそらくスジャータなどの箱入り業務用スープではないかと思うのだが、表面に膜が張ってしまうこの感じがたまらない。食パンとの相性が抜群だ。

f:id:yamama48:20150825212534j:plain

こんなボリュームたっぷりのサンドイッチセット(1200円)だと、つい恐れおののいてしまうが、食べきれなかった分は持ち帰れるのでご安心を。
そのせいか、意外にも女性客の方が男性よりも多い。

そしてもうひとつ、忘れてはいけないのがビーフシチューセット(1200円)。 

f:id:yamama48:20150601230532j:plain

具だくさんなビーフシチューは、まさに気取らない家庭の味。
こちらは食パンではなくフランスパンがセットになる。
時間帯によっては食パンになることもあるのだが、その采配はお店に委ねられており、客から希望を出すことはできないのであしからず。

f:id:yamama48:20150825212818j:plain

ランチタイムに提供しているのは、この2つのセットのみ。
ドリンク単品でのオーダーは13時以降に解禁、喫煙は14時以降となるので、純粋に「喫茶店」として楽しみたい方は遅めの時間を薦めたい。
ただ、「食パンがなくなり次第終了」という営業スタイルをとっており、以前観た情報番組のレポートによれば、それはだいたい15時前後だというので、あまりうかうかしていられないのである。

モーニングメニュー

朝7時半から10時ごろまで(自信なし・確認しておきます)はモーニングタイム。
トースト、サラダがそれぞれの100円でいただける。 
いずれも、ランチタイムに提供されるものより少し小ぶりだ。

f:id:yamama48:20150729102300j:plain
※並々と注いでもらえるブレンドコーヒー。うれしい。

f:id:yamama48:20150825064441j:plain
※サラダの量はこのくらい

 

テイクアウトメニュー

店内でいただく際はモーニングタイムとランチタイムの間に少し休憩時間があるものの、テイクアウトであれば、外のカウンターから終日購入可能だ。
テイクアウトカウンターに商品が並び始めるのは朝8時ごろからで、テイクアウト専用の「バゲットサンド(3切)」が購入できる。

f:id:yamama48:20150825213345j:plain
※具材はその日次第。タマゴ&ポテトサラダの確率は高いように思われる

焼きたて食パンがお店に届くのも8時ごろであるため、食パンを使ったサンドイッチが並ぶのは9時ごろから。
ちなみに、店内でいただけるのはあくまでもサラダとトーストのみで、サンドイッチはいただけないことに留意しておきたい。

そうそう、時間帯によっては、テイクアウトのお客さんにだけ「パンの耳」をプレゼントしてもらえる可能性も。

f:id:yamama48:20150825213809j:plain

 自己申告制なので、恥ずかしがらずに「パンの耳ください」と言っていただきたい。
そして「イートインのお客さんにはパンの耳を分けてもらえない」という点に要注意である。(無理を承知でお願いしてみたことあり。特例は認められなかった。無念)

 

五感に沁み入る3つの魅力

テイクアウトも手軽でよいのだが、同店の真の魅力はイートインではじめて「体感」できる。
正直に言えば、居心地がいいお店ではないのだ。
それでも行きたくなる。テイクアウトじゃなんだか気が済まない。そんな、妙な引力を感じてしまう。

私が思うに、謎の魅力の成分は3つ。

1)「中央区アメリカン」と称したくなる独自ワールド

今年63歳になる店主・原口さんが脱サラして始めた「アメリカン」。
店主さんの最新情報がわかってしまう直筆の手書きポスター(私は”店主さんからのお手紙”と呼んでいる)が掲出され、店内には所狭しと店主さんの故郷・佐賀県のポスターやサッカーチームのグッズが並び、
お孫さんとの写真や店主さんの似顔絵、著名人のサイン(場所柄、歌舞伎役者さんのものも多い)など、情報量過多な内装に度肝を抜かれる。
椅子の上に敷かれた座布団なども、実にいい味を出しているのだ。

2)アメリカン流おもてなし

せっかちだけれど気が利いていて、でもお客さんの細かなカスタマイズリクエストは寄せ付けない。そんな匂いを感じる「俺流」なおもてなしのグルーヴも体感していただきたい。
とにかく、落ち着かない。なのにクセになる。なんだか行きたくなってきてしまうのだ。

そして、1)にも記載した「店主さん直筆のポスター」もおもてなしのひとつだろう。
「伝説のサンドイッチ店を目指して頑張るので応援してください」「東京オリンピックまで頑張ります」「いつもありがとうございます」・・・手書きで書かれたらたまらない。応援してしまうに決まっている。
かと思えば、「サンドイッチがおいしい春がやってきました」なんて、ヤマザキ春のパン祭ばりのメッセージが添えられていたり、「石ちゃんがお店に来てくれるとうれしいです」といった、”まいうー”召喚の呪文を唱えていたりと微笑ましい。
こうしたメッセージを拝読できるのも、お店に伺う楽しみなのだ。

3)とにかくうまい

5分もかからずに提供されるサンドイッチセットは、見た目のインパクトによる話題が先行しがち。
しかし長きにわたり人気店であり続けているのは、「おいしい」からに他ならないのだ。

ひとくち頬張れば、赤ちゃんのほっぺのようなふわもち食感とほのかな甘み、食べ応えのある具材とつけあわせのサラダ&コーンスープというおいしさのハーモニーの虜になること間違いなしである。

特にタマゴサラダのおいしさは目を見開くほど。
固ゆでした卵をたっぷりと使い、毎朝店主さん自らが仕込むそのサラダは、酸味がなく卵の黄身の味と白身の触感を存分に味わうことができる。

 

店舗情報

こんなすてきな「喫茶アメリカン」は、日比谷線・都営浅草線の東銀座駅からすぐのところにある。
3番出口を出ると文明堂さんがあるので、その道を左に、左にと進んでいけば遭遇する。

tabelog.com

 

応用編

おいしすぎるアメリカンのサンドイッチは、こだわりぬかれた食パンがキモ。
焼きたてのパンをあえて冷まさず、お店に直送しているのは「新橋ベーカリー」さんである。
その店名とは裏腹に、店舗所在地は港区三田(赤羽橋)と芝(大門/芝公園)なのでご注意を。

こちらの2店舗ではおいしいパンが食べ放題の「パンヴァイキング」が行われており、それがまたびっくりするほどリーズナブルでおいしいので、気になる方はぜひ足をお運びいただきたい限り。

www.s-bakery.co.jp

yamama48.hatenablog.com

 

糖質制限なんてしなければよかったかなあ。

 

yamama48.hatenablog.com